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「キャシー・マデン先生との学び備忘録」シリーズ、2018年版。
わたしのアレクサンダーテクニークの恩師、キャシー・マデン先生に9ヶ月ぶりにレッスンを受けました。
めちゃくちゃ役立ちそうです。
〜腕の使い方〜
【起きていた傾向】
・右腕を後ろに引く
・それにより、身体全体が後ろに引っ張られる
・身体や体重は前方向に動かしていったほうがアンブシュアや息などに関し有利なため、前方向に行く動きと、右腕により後ろに引っ張られる動きを行き来している
【置き換え上達プラン】
・ホルンを持つ態勢の位置に右手を持っていくことに、上腕二頭筋による肘の屈曲を意識的に選ぶ。
・その際、手や腕を全体的に前方向に動かすよう方向づける
〜脚の使い方〜
【起きていた傾向】
・右脚の膝が伸びきりそうな感じ
・右脚が普段からちょっと動きづらい感じ
【置き換え上達プラン】
・膝を曲げる時、膝から下(ぶっといすねの骨)を、足の親指と人差し指の間を目掛けて動かす
・バレエのプリエなどダンスの世界では昔からよく知られている、メカニカルに合理的な使い方。
・ただし、怪我などで構造に特異的なものなどがあれば、無理にそっちには持っていかない。あくまで「目掛けて」
〜脊柱の使い方〜
【起きていた傾向】
・最高音域で必要になる「労力」(主に圧力か)をもっと腹筋にやってもらった方がいいのに、という状況
・腹筋を使うと前から後ろへ力がかかるわけだが、それに対してバランスをとるために使っていた筋肉が背中や臀筋だったみたい
・その結果、骨盤底の有利な角度が得られていない
・胴体を、「シリンダー形」に考えていた。
・はじめの二つの「原因」なのか「対応関係」なのかはわからないが、どうもやろうとしている活動(力の要る高音域)に対して脊柱の筋肉がお休み気味?
【置き換え上達プラン】
・腹筋ウォームアップ(お腹を凹ませながら、フッフッフッと息を強く吐く)
・脊柱ウォームアップ(片足立ちで、腕を広げて回したり脚を動かしたり)
・胴体の新マッピング=胴体はインゲン豆形
・腹筋の働きなどに対して骨盤底の有利な角度を得続けるためのバランス取り=脊柱で
Basil Kritzer