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高校生トランペット吹き(音大受験準備中)の方から、メールで質問を頂きました。
演奏の動画を送ってもらえて、アドバイスを試みることができました。
結果はなかなか良いものになったようです。
〜気をつけの姿勢を解除する〜
【質問者】
今は部活を引退し、受験のための10分程度の曲を自宅で練習しています。
最近、その曲を通して吹いていると、首が痛くなってきて、音もスカスカみたいな空気の音がして、だんだん音が鳴らなくなくなるということがあります。
先生のブログで色々調べてみて、構え方に問題があるのかと思い
・楽器を口までもってくる。
・腕でプレスする。
・お腹の力を使って息をはく。
ということを意識して吹いてみました。
すると、曲の吹き始めは、発音や吹きごこちなどの面で良い感じだったのですが、やはり途中で不快感を感じました。
動画を撮ってみて、構え方を確認してみたのですが、楽器を口に持ってこれていたと思うので、首の痛みの原因がよくつかめません。
演奏の一部の動画を添付するので、見ていただけるとありがたいです。
何かお気づきになった点がありましたら、アドバイスおねがいします。
【バジル】
気を付けの姿勢気味に、腕をちょっと後ろに引っ張っているかもしれませんね。
心持ち、ちょっとだけ鎖骨・肩甲骨・腕を前に動かして吹いてみるとどうなるでしょう。
【質問者】
試してみました!
腕を少し前に動かしてみると、首から背中にかけてかかっていた圧力のようなものがスッと消えていって、ふわふわしている不思議な感じでした。
その状態で曲を、吹いてみるとなんと!途中で感じていた不快感を感じることなく吹くことができました!
しかし、たまに途中で腕がまた戻ってしまったり、気のせいかもしれない程度に肩が少しだけ痛む感じがしました。
【バジル】
じゃあ、随分前進してますよね。
【質問者】
そうですね。ありがとうございました。
今まで、口のマウスピースの跡が消えなくなるくらい、高音を吹く時に口に痛みを感じていましたが、腕の事を意識して吹くとその感覚が無く、逆に体が浮くような感覚です。
アドバイス、ありがとうございました。
【バジル】
それ、めちゃめちゃ効き目発揮してますよ。
浮く感覚ってのは副産物の主観的ですぐにでも変わったり消えたりしますから、
・腕の使い方に関する意識
・それによって改善したこと前進したこと
に着目して、考えるのが飽きるまでせひ意識的に繰返し使って自分の奏法の一部にしてください。
【質問者】
そうなんですね!!
意識を繰り返して頑張ります♪
本当にありがとうございました!
了
トランペットをロングトーンとかで普通に吹いてたり合奏をしたり曲練してる時にたまに肺と心臓がいなくなります…沢山息を吸ってこまめに吸っても苦しくなり吹けなくなります…
この原因てなんですか?
はなはなさん
実際どうなっているかを見せていただけないでしょうか?