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記事『下唇の割合が多く息が上向きの奏者の、低音域の練習法』を読んだ、学校吹奏楽部のトランペット吹きから喜びのメッセージを頂きました。
金管楽器の世界では、おそらく持って生まれた解剖学的条件によって決まると考えられる、「三種類の基本アンブシュタイプ」が存在することが科学的に確かめられています。このうち、マウスピースの位置が低い位置に当たるタイプは、相対的少数派であるがために偏見を受けて苦労するひとがとても多いのです。
【わたしのアンブシュアは間違っていなかった!】
私はトランペットを吹いているのですが、アンブッシュアが低位置タイプで、周りの人からは「アンブッシュアを変えたほうがいい」と言われることが多かったです。
先輩たちの中で低位置タイプの人はいなかったので、ずっと間違ったアンブッシュアだと思い込んでいました。実際私は低音が苦手で、改善しなければ…と焦ってもいました。
しかし、マウスピースの位置を直そうとするほど強みのハイトーンも出なくなり、「間違ったアンブッシュアでもいいや!」と思い、低音については半ば諦めかけていました。
ところが、このブログの記事を見つけてびっくり。私のアンブッシュアは間違っているわけではなかったんだ…!と衝撃を受けました。
低音はブログに書いてある練習法で少しずつ改善していきたいと思います。少し自信が持てました。本当にありがとうございます!
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・金管楽器を演奏するひとのための、アンブシュアに関するヒント
・演奏家のアンブシュアタイプ分析集
・アンブシュアの研究翻訳一覧
はじめまして!
ホルンを吹いている者なんですが低位置タイプです!
今まで上唇を振動させるつもりで吹いていたのですが下唇を振動させたり圧縮させたりするつもりで吹いた方が調子が良い気がしてきました!
下唇が振動していても大丈夫なんでしょうか?
アパッチさん
現実にはどのタイプも上下どちらの唇も振動しているみたいです。
低位置タイプはマウスピースのなかの下唇の割合が多いので、
下唇の振動する感覚が多いのは自然なことでしょう。
問題ありません。
Basil
ありがとうございます!
意識を変えたところ明らかに楽になり、唇の違和感がなくなりました!