管楽器のためのアレクサンダー・テクニーク 2011.12.24

2011年12月24日、BODY CHANCE 目黒スタジオ(リンク)にて「管楽器のためのアレクサンダー・テクニーク」セミナーを行いました。当日はホルン、トロンボーン、ファゴット、クラリネットなど様々な管楽器のみならず、ケーナという南米の民俗楽器を演奏される方と、たっての希望でヴァイオリンの方も参加され、満員10名でセミナーを開催しました。

今回の講座は、レッスンを体験している本人以上に、そのとき周りで見て聴いている人たちの方がはっきり変化や改善に気付くということが繰り返し起きました。グループでのセミナーをやる良さが十分に活かされた回となりました。

今回も、アレクサンダー・テクニークの一番のポイントである「頭のうごき」に主にフォーカスしました。このあとご紹介しますが、翌日オケの練習で「頭のうごき」を意識するというアイデアを使ってみた方は、とても大きな効果を実感されたようです。

その一方で、今回初めてアレクサンダー・テクニークを学ぶ方と、すでに私の個人レッスンに来たり前回埼玉の講座で来たりした方が混ざる、という私にとっての初めての(そして嬉しい)シチュエーションでもありました。

今回感じた事は、当たり前ですが、やはり誰でも楽器の演奏にアレクサンダー・テクニークを活かしたいということ。理論や仕組みが大事なのではなく、確実に役立ちそして使える実戦的&実戦的なポイントを誰しも求めているということです。

私も今後、どのような存在でいるべきなのか、明確になりました。それは、
『プロ・アマ問わずしっかりヘルプができるコーチ的存在』です。

今後はより一層、

・ もっとラクに吹く方法
・ もっと楽しく吹く方法
・ もっとうまくなる方法
・ カラダのしんどさ・つらさを確実に解消すること
・ 管楽器演奏のためのカラダの使い方

を参加者ひとりひとりに効果的にお伝えできるようになっていこうと心に決めています。

それでは、参加者の声をご紹介します。

福本仁志さん(ホルン)
ワークショップの翌日、体感した事をさっそくオケの練習でも心がけてみました。すると、おお!ちがう。今までとは明らかにちがう感覚でした。とにかくラク。ワークショップ中ではよく分からなかったことも、オケの練習で意識してみると明らかにちがう。イメージで自動的かつ同時並行的かつ瞬間的に出来るのがすばらしい。いろいろ考えなくてもできる。練習中、バテてきたときにちょっと「頭」を意識が再現出来た。するとバテていたはずなのに、高い音域もラクに吹けた。百聞は一見に如かず。やはり目の前でみること、自分で体験(体感)することは大事だ。

牧野翔さん(ケーナ/サンポーニャ)
自分以外の人の音が聴ける分、身体の変化と音の変化の関係が客観的に見てとれた。全面的に吹奏に活かせそう。

T.T.さん(ファゴット)
楽器に対応して具体的に問題解決できた。これからも継続してみたい。

T.Y.さん(クラリネット)
自分の思っていることが、うまく言葉にできなくても理解してもらえて、教えてもらえたのが良かった。内容を活かせます。

U.S.さん(サックス)
腕の動かし方のアイデアが活かせそう。他の参加者の演奏を見聞きすることができて良かったです。

R.Y.さん(ユーフォニアム)
大変役立った。内容を活かせそう。実際に他の参加者を観察出来て、また効果がはっきり確認できて、良かった。

Y.M.さん(ホルン)
身体のストレスに悩まされずに、身体をうまく使って自然に吹く事に役立った。ワークショップ中、楽器なしで単純に身体の使い方を学ぶ時間があったのが分かりやすくてよかった。

T.H.さん(ヴァイオリン)
普段の生活や練習から肩・首がラクになる。実際に楽器で試せていろいろ学べた。

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