〜楽器を吹く感覚を「作らない・覚えない・体の中に入れない」〜
このレッスンの中身は実質的にはボディマッピングである面と、一部アレクサンダーテクニークの「筋感覚的評価はあてにならない」という考え方から導き出したものです。
結果的には、アーノルド・ジェイコブズの考え方とも一致する面があると思います。
一方でアンブシュアタイプ研究の端緒を開いたドナルド・ラインハルトの、「吹く直前に想像した感覚と吹いた直後の間隔が一致していなければならない」という教えとは異なるものかもしれません。
しかし アレクサンダーテクニークであれ、アーノルド・ジェイコブズであれ、ドナルド・ラインハルトであれ、ドグマティックにそれらの 考え方の全てに従わなければならないと私は到底思えません。
プラグマティックに何が役に立つか実効性があるかというところを観察しながらやっていく、というところに 私はどうしてもいつも行き着きます。