【堂々と『横』にマウスピースを当てよう】

2021年にあったレッスンの一場面。

数年ぶりに楽器を始めるという方が再開にあたり奏法をよく理解したいということでレッスンにいらっしゃいました。

ハイライトはマウスピースの位置。ほんの少し横にずらしたら、途端に音がくっきりし、広い音域通じて音が当たりやすくなり、アンブシュアも安定しました。

あまりの即座かつ歴然とした効果・変化に、『なぜいままでこうしなかったのですか?』と尋ねたら、

☑この位置だと唇の内側と歯の当たるところが痛い感じがして

☑それ故に長時間吹けない気がした

☑なんとなく真ん中の方が良い気がした

とのこと。

しかし、二つ目三つ目はその体験的エビデンスは無いとのこと。

一つ目は、あまりに痛いようであれば歯科医院で作ってもらう、歯の尖りを丸くする演奏時に装着する極小のマウスピースで対応することができます。

このように、実際に問題なのかどうか、問題だとして程度はどのようなものか、対応にはどのような方法があるかをちゃんと考えると、

『吹きやすく、音の鳴りが良い位置』

を尊重しないという選択をする場面は減るのではなかろうかと推察します。

そんなわけで、きょうは

『堂々と遠慮なく横に当てよう』

が持ち帰りワードとなりました☺

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