***
何度もレッスンに来て下さっているアマチュアのホルン吹きの方。超難曲に挑戦されるにあたり一週間メールサポートしました。
【質問者】
いつもレッスン有難うございます。
今回はメール相談宜しくお願いします。
練習動画アップしました。
所感としまして、
・アンブシュアの前の癖は頭を出すものの、新しいやり方も程度の差はあるが実行できている感じはする、見た目は当てになるか分からないが以前とは違って見える
・アンブシュアモーションをしたかったが腕が疲れるのが早く実行しにくかった
・音は場所が響きすぎるので分かりづらいがカスカスは感じない
近くで撮影
(動画非公開)
少し離れて撮影
(動画非公開)
一応近くと離れてと両パターン撮影しました、どちらが分かりやすいでしょう?
***
【バジル】
こんにちは!動画から感じることとしては、前回お会いしたときより中低音がとても当たりやすく吹きやすそうになっていることです。
その中低音から高音までが一回目とてもつながっているのが2オクターブのアルペジオでハイEまで上がるところ(そのあとLowH)。
✓高音が出ないとき、
✓アンブシュアモーションが不足気味かもしれないとき、
✓息がアップアップになっているとき、
✓腕が疲れてしまうとき、
この4つの状況は繋がり合っている気がします。
ハイBbより高い音を出すとき、もう一段と左下へアンブシュアモーションとマウスパイプの角度を変える(位置は下がり角度は上がる)とどうなりますかね?
あと、音量って少しセーブしてます?もしくは割れないようにとか。もしそういうのがあればもしかしたらそれがブロックになっているかもしれません。
***
【質問者】
ご提案通り、結構、思っているより思いきって左下が鍵になっていそうです。
今までは左下にアンブシュアを動かそうとするとアパチュアが開いてうまくモーションができずにいましたが(左下に動かすことにより下唇が引っ張られアパチュアが開くような感じ)、何故か昨日は上手くいきました。
***
【バジル】
いろいろつながってきますね。もしかしてもしかしたら、そのアパチュアが開きそうな感じに過敏に反応しているのかもしれません。
開きそうな感じを感じながらも構わず吹くとどうなるか?実際的開かずに済むという現象は起きるか?
あるいは3回くらい開いちゃうかもしれないけど4回目からハマり始めるみたいな現象は起きるか?
などなど、アパチュアが開くということ、開く感じがするということ、音が出ないということをそれぞれ異なることとして見てみて、それぞれどんな関係または無関係があるか?
ひとつ着眼点かもしれません。
***
【質問者】
只今練習しております。やはりうまくいかない時とうまくいく時とがあります。が、ものすごく大事な鍵であることも実感があります!
うまくいかない時は、マッピ内径と唇の接点がどんどんずれていく気がします。うまくいく時は接点が変わらず、マッピ内径と唇が一緒に動きつつ歯の上を動く感じがします。
気になるのはアンブシュア下げ時(つまり高音移行時)、腰と左肩が痛くなります。アンブシュアを下げる力+息の力を腰と左肩から出力しているような?
とにかくこの後撮影してみます!
・
・
・
撮影できましたのでリンクを送ります、どうぞ宜しくお願い致します🙇(動画非公開)
長い方が何ヵ所か立ち止まってますが特に安定していないと感じるところを通し練習、短い方がモーションを意識して練習してみた動画です。
吹き出しから感じることですが、そもそもモーションがしづらいです。腕も唇もロックがかかったような感じで、吹く時間が長い程強くロックがかかっていくような、、
外してもいいから、腕も唇も動かして、と意識していますがどうしても動かない感じがします。外したくないという深層意識が強いような気もします。今日は特に腰が痛い日というのも関係しているかもしれません。(腰痛持ちなのです😢)
それと最初のメールの音量に関してにお答えしていませんでした💦音量は最後の方は息を使いすぎると持たないので控え目に吹いています。
***
【バジル】
高い音行くときに背骨を伸ばしながら後ろに引いているのが映ってます。
・それを変えればうまくいく
のか
・他のことが噛み合うとそれが変わる
のかがちょっとまだ判断できないですが、うまくいかない状況の結果なのか原因なのか、濃い関わりがありそうです。
あとは、はいEを出すのはけっこうできますよね、最近?そのときの位置・角度と、こうしてフレーズの中の駆け上がりのときとではどれくらいちがいがあるでしょうか?
これも
・フレーズの中の1音ごとのマウスピースの位置をコントロールするとうまく鳴る
のか
・何かほかのことが噛み合うと位置がハマってうまく鳴る
のか、どっちかなあ、と考えています。
あとは、調子がいまいちな感じのときのほうがマウスピースの位置が高め、上昇音形でマウスパイプが低めの角度になるかなあ、と。
単音で吹くときでうまく当たるときの角度って、けっこう高めではありませんでしたっけ?
***
【質問者】
>>高い音行くときに背骨を伸ばしながら後ろに引いてるの
↑
自分ではまったく気付いていませんでした。
けど、楽器無しで息を吐いてみたらそんな感じがしました。広背筋が強く働いている感じがしました。股関節を少し後ろに入れ込むように固めてもいる感じもします。
>>あとは、はいEを出すのはけっこうできますよね、最近?そのときの位置・角度と、こうしてフレーズの中の駆け上がりのときとではどれくらいちがいがあるでしょうか?これも・フレーズの中の1音ごとのマウスピースの位置をコントロールするとうまく鳴るのか・何かほかのことが噛み合うと位置がハマってうまく鳴るのか、どっちかなあ、と考えています。
↑
どちらもあるような気も、、します。単発でハイE、ないしはハイ音域から発音すると角度を高くから始めれますが、大体ですがチューニングB♭くらい?から始めて高い音にいくと角度を上げづらいのです。高い音から発音して低い音に行く→そこからまた上がる時も角度を再度作れない時が多いです。
関係があるか分かりませんが、顎を意図的に前に出しておくのができなくて、高い音から発音しようとした時に体の自動的な機能にまかせて始めて顎が出る、といった事を自覚しております。個人的には角度問題ととても密接な関係がある気がするのですが、、
>>あとは、調子がいまいちな感じのときのほうがマウスピースの位置が高め、上昇音形でマウスパイプが低めの角度になるかなあ、と。単音で吹くときでうまく当たるときの角度って、けっこう高めではありませんでしたっけ?
↑
まはに、上記と被りますが単発で高音は角度高めです。マッピ高め当たりで角度低めは調子悪いも分かります。なんだか上唇の方がはまりがいいんですよねえ、唇の形でしょうか。
これまた上記と被りますが顎が前にでていないと低い角度になります、何もしていないと下前歯は上前歯より後ろなので。
総じて、背骨伸ばす動きと角度低めから発音しだす事になると、結果的に不都合をカバーしようと腕や唇が固まる、といった可能性があるでしょうか。
***
【バジル】
>>自分ではまったく気付いていませんでした。けど、楽器無しで息を吐いてみたらそんな感じがしました。
↑
初耳ということなら、描写しといて正解でした。そうなさっているのに気付くことがこれから出てくると思います。
>>広背筋が強く働いている感じがしました。
↑
左腰の痛みの話、マウスパイプが下がる話、どちらも広背筋の作用(肩関節の伸展=肩口から先の上腕が下がる=持ち上げているものを下ろす動き)を推測できます。
>>単発でハイE、ないしはハイ音域から発音すると角度を高くから始めれますが、大体ですがチューニングB♭くらい?から始めて高い音にいくと角度を上げづらいのです。高い音から発音して低い音に行く→そこからまた上がる時も角度を再度作れない時が多いです。
↑
しばらく、上昇音形を吹くとき、基礎練習でもBbまで来たら一回息を吸いマウスピースをセットし直してみるとよいかも。
上述の広背筋の感覚から解放される感覚に親しみやすいかも。
広背筋以外もいろいろ使いながら左下方向アンブシュアモーションをやるのがポイントかもしれません。たとえばちょっと肩上げながらとか、顔を右向けたりとか。
>> 関係があるか分かりませんが、顎を意図的に前に出しておくのができなくて、高い音から発音しようとした時に体の自動的な機能にまかせて始めて顎が出る、といった事を自覚しております。個人的には角度問題ととても密接な関係がある気がするのですが、、
↑
まちがいなく深く関係してそうですね。顎の動きは自然に任せるとできるというのも興味深い。
わざとやらないほうが良い可能性もあれば、広背筋など他の阻害要因が取り除かれたときに意図してできる可能性もあり。
>>正に、上記と被りますが単発で高音は角度高めです。マッピ高め当たりで角度低めは調子悪いも分かります。なんだか上唇の方がはまりがいいんですよねえ、唇の形でしょうか。これまた上記と被りますが顎が前にでていないと低い角度になります、何もしていないと下前歯は上前歯より後ろなので。
↑
マウスピースの上リムを上唇とか上前歯にピン留めするような、被せるようなイメージはどうなるでしょう?良い角度もつけやすいのかな?となんとなく想像です。
>>.総じて、背骨伸ばす動きと角度低めから発音しだす事になると、結果的に不都合をカバーしようと腕や唇が固まる、といった可能性があるでしょうか。
↑
そうですね、そのモードのときは、やりやすいモードじゃないのは確かそうです。
前述したこととも重なりますが、身体の前側で楽器を両腕で頭の上の高さからお腹の高さまで垂直上下動させるとどんな感じがしますか?
もし肩がたくさん動くようだと、その要素がアンブシュアモーションに役立つかもしれません。
***
【質問者】
背骨の件、意識してみましたが少し吹きやすくなりました!
構えるとき楽器から少し逃げるような感じになっていましたが、やめるとよりマッピを当てる作業が効率的になった感じです☺️音も良くなった気がします。
広背筋の話について推察ですが、広背筋使うと腕さがり背骨も後ろに引き伸ばすことで顔が上がり、僕のマッピを当てたい位置に合わせるのに一見都合が良いみたいな側面もあるのかなあと感じました。
確かに、モーションをするのに肩も使えますものね、何故か思い当たらない発想でした!顔の向きは思い当たってのですが、なぜか左下を向きたくなるんですよねえ。
これに関しては移動したい位置より欲しい角度を欲しがった結果左下を向いているのかな?と思っておりました。
マッピを移動したい位置という意味では右を向いたほうが有利とは気付いていたのですが、、
>>マウスピースの上リムを上唇とか上前歯にピン留めするような、被せるようなイメージはどうなるでしょう?良い角度もつけやすいのかな?となんとなく想像です。
↑
今までは、意識した訳ではありませんが結果として先生の仰るようにマッピを当てていた気がします。下顎がうまく出ない→けど意識して出せないから上前歯、上唇に当てるか~、みたいな感じとでもいいましょうか、、
しかし、明確にそうしようとすることで違った結果も得れそうですね!低位置なら上唇、上前歯がマッピの支えだし角度も言われてみれば上に沿って当てれば高くなりますものね。
>>そうですね、そのモードのときは、やりやすいモードじゃないのは確かそうです。
↑
このモードでもハイトーン以外はわりとできてしまうのが厄介な所です💦構える力だけでいえば下がっている角度のほうが楽というのもあるかもです。上下運動、本日練習時にやってみます!
***
【バジル】
いやーこのやり取り面白いですね。文面だけでアレクサンダーレッスンできそうに思えちゃいましたよ!
ただし!
質問者さんと何回もレッスンしているから質問者さんの状況も道のりもこちらがよく知っていること、おとは質問者さん自身が世の水準より遥かに思索が深いからこそ成り立っているのがほんとのところかも(笑)なので、まだメールアレクサンダーレッスンは一般提供できないかな(笑)
>>なるほど。推察ですが、広背筋使うと腕さがり背骨も後ろに引き伸ばすことで顔が上がり、僕のマッピを当てたい位置に合わせるのに一見都合が良いみたいな側面もあるのかなあと感じました。
↑
たしかに。位置下げ効果ありますからね。ただし、意外な逆効果が角度上げ効果なのでしょう。言い換えればこのやり方でもなんらかの方法で角度を都合よくできればちゃんと機能する可能性も。
>>顔の向きは思い当たってのですが、なぜか左下を向きたくなるんですよねえ。
↑
これは、癖というよりは、少なくともいまはその方が実際やりやすい、または続けやすい状態であるということに思います。困るかもしれないけれど、存在理由をリスペクトの見地からさらに深く見出だせると、何か状況が動き出すかも。
>> これに関しては移動したい位置より欲しい角度を欲しがった結果左下を向いているのかな?と思っておりました。
↑
そう、たとえばそういう存在理由ですね。
>>今までは、意識した訳ではありませんが結果として先生の仰るようにマッピを当てていた気がします。下顎がうまく出ない→けど意識して出せないから上前歯、上唇に当てるか~、みたいな感じとでもいいましょうか、、しかし、明確にそうしようとすることで違った結果も得れそうですね!低位置なら上唇、上前歯がマッピの支えだし角度も言われてみれば上に沿って当てれば高くなりますものね。
↑
そう、ハビエル・ボネみたいな!デニス・ブレインもか。
>>このモードでもハイトーン以外はわりとできてしまうのが厄介な所です💦構える力だけでいえば下がっている角度のほうが楽というのもあるかもです。
↑
そうなんですよね。
それも前述の存在理由の候補です。
***
【質問者】
僕もメールでのやり取り、とても面白いと思っていました!
自分で思っていること感じていることを文章という形で出力してやり取りすることは、良い意味で対面とはまた違った物を得られると感じました。
より自分自身でアドバイスや感じた事と向き合う力を養えると実感しております。
お褒め頂きとても光栄ですが、そこまで思索深いとは自分では感じないですね😂笑ただ体や奏法の事についてとても興味があるだけです!笑
しかし、そういった事を深く探求しようとしている方ならアレクサンダーメールレッスンも成り立つかも?🤔僕が今まさに文章と動画でのやり取りは、自身とより自分の力で向き合う事をやっているので!
さて、本日の動画をお送りします。
昨日の練習
(動画非公開)
今日の練習一発目
(動画非公開)
今日の練習二発目
(動画非公開)
まず今日の練習で、顔左向きたくなる現象について大きな発見をしました、多分。おそらく左を向く事によって、高音時に必要なプレスをしやすい状況を作っておりました。
マウスパイプと頭の関係が、上から見たら頭に対してパイプ左向きということがヒントになりました。なんだかうまく言葉にできないので、超下手ですが図を描きました😇
慣れないのでかなり不思議な感じですしまだ左を向きたくなりますが、新しいやり方を意識して練習してみたら手応えを感じました。伝わりますでしょうか、、?
モーションに関して、肩を使う、個人的な感覚で言えば肘の上げ下げor脇の開閉がモーションの助けになるのでは?と感じました。
肩で楽器上げ下げしてみましたが、思うように結果が感じれず、ふと脇の開閉でもいけるんじゃね?と思ったのです(脇の開閉も肩間接の運動、ですよね)。
プレスと背骨の件が疎かになるシーンもありますが、全てがはまるととてもコントロールできそうな感じで高音がなりました!
今日の練習二発目がこれを練習しているシーンです。ちなみに肩と肩甲骨の筋肉が疲れました。笑
しかし本日は広背筋が力む感覚はなかったですねえ、そういえば。
結構大きな発見のあった日になったと思っているのですが、何かより良くできる感じなどありますでしょうか?🤔
***
【バジル】
『昨日の練習』の、7:00-あたりの一回目のハイEのところいい感じですね。
やっぱりカクッと角度が変わりますね。三回目はハズレたけど、いい感じ。上の歯とマウスピースが良い意味でプレスされていくように見えます。超高位置や中高位置タイプでよく言う「顎のハリ」が、上唇側、頬骨側のハリに逆転して現れているかのようです。
>>おそらく左を向く事によって、高音時に必要なプレスをしやすい状況を作っておりました。マウスパイプと頭の関係が、上から見たら頭に対してパイプ左向きということがヒントになりました。
↑
マウスパイプが左向きなのは分かります。
顔を左に向けるのはむしろマウスパイプは真ん中に当たり左向き度合いが減る気がするのですが、それでいいということ?
ではなくて、顔を左に向ける方がマウスパイプの左向きができる?
>>モーションに関して、肩を使う、個人的な感覚で言えば肘の上げ下げor脇の開閉がモーションの助けになるのでは?と感じました。肩で楽器上げ下げしてみましたが、思うように結果が感じれず、ふと脇の開閉でもいけるんじゃね?と思ったのです(脇の開閉も肩間接の運動、ですよね)。
↑
開閉も肩関節の運動ですが、厳密に開閉だけだと楽器が上下しないので、開閉に連動して肩(肩甲骨ら鎖骨)も上下したのかめしれないですね。
アンブシュアモーションにおける楽器の小さな上下動を、肩関節の開閉含めた上肢全体でやるとイメージしてやってみるとどうでしょうか?
>>ちなみに肩と肩甲骨の筋肉が疲れました。笑しかし本日は広背筋が力む感覚はなかったですねえ、そういえば。
↑
背骨を後ろに引いてるようだ、という気付きだけでここまで進めてるんだと思いますよ👍
>>結構大きな発見のあった日になったと思っているのですが、何かより良くできる感じなどありますでしょうか?🤔
↑
「今日の練習2」の楽器の上下動ですが、肩関節の内回転+開きで楽器を下にやり、肩関節の戻し外回転+戻し閉じで上に戻しています。で、それ以上高いとこまでは動かしてないですね。
肩関節を開き気味にしたまま、マウスピースが鼻先と首の付け根の距離を上下動するように動かしてみることはできますか?
そのときに肩自体が上下してくれるか、それともキツいか。
***
【質問者】
なんというか、急にアンブシュアとマッピがハマる感じがあって、そこはハマった!と思った所です。なんとかそのハマる状態を引き出せるようになりたいです🤔
ハリの件、最近バジル先生がyoutubeにアップされていた、トロンボーンの生徒の方に同じ事を提案していた事を少し意識しています。意図してアンブシュアを用意するのが何故か上手くできないのですが、とりあえず意識としては持っています。
左向きの話ですが、やりたい試したいと思っている事はアドバイス通り左より右向きです!左を向く要因かな?と思った事と新しくやってみた事を今一度まとめてみます。
↓
左向きたくなる要因として、高音時にプレスをしたいのですが、そのプレスを顔の真ん中に向けてしようとしていた感じがしたのです。
ですが現実はマウスパイプ左向きなのでそこで違和感を感じてマウスパイプを顔の真ん中にもってこようとしていたのかなあと。
やってみたのは、左にマウスパイプがあるから、その左向きにそって強くプレスしてみよう、ということです。左から思い切ってマッピをぶつけるようなイメージです。
続いて持ち方の話。
現実としてマウスパイプ左で高音モーションは左下なのでその方が有利かなと思い試してみたつもりです。他の要因もまだありそうですが、結構大きい一面だったかなと思いました。
開閉で上下が変わる感じがしたのでこれかな?と思ったのですが、その時脇以外の他の場所も使っていたので上下させれたということでしょうか。
上肢全体の方がより良さそうですね、本日ピアノ合わせがあるのでその前に家で少し試してみます!
>>肩関節の内回転+開きで楽器を下にやり、肩関節の戻し外回転+戻し閉じで上に戻しています。
↑
正に練習2ではその通りの意識で上下させました。
>>で、それ以上高いとこまでは動かしてないですね。肩関節を開き気味にしたまま、マウスピースが鼻先と首の付け根の距離を上下動するように動かしてみることはできますか?
↑
確かにそうです。そのようにやってみます!
***
【バジル】
その違和感がどういう種類や強さのものか、気になりますね。機能的な吹き方をはっきり邪魔しますしね。
>>左から思い切ってマッピをぶつけるようなイメージです。現実としてマウスパイプ左で高音モーションは左下なのでその方が有利かなと思い試してみたつもりです。他の要因もまだありそうですが、結構大きい一面だったかなと思いました。
↑
なるほどなるほど、やはりそういうことですね。どんな感じで機能性ありますか?
>>開閉で上下が変わる感じがしたのでこれかな?と思ったのですが、その時脇以外の他の場所も使っていたので上下させれたということでしょうか。
↑
既述の、肩関節の内外回転ですね。これで上下をやってますね、実質。
***
【質問者】
昨日の通しの前に撮影させてもらえたのでアップしました。
冒頭(動画非公開)
Cから(動画非公開)
最終部(動画非公開)
感じた事、やってみた事は返信も兼ねて最後に書いております。
>>その違和感がどういう種類や強さのものか、気になりますね。機能的な吹き方をはっきり邪魔しますしね。
↑
種類で言えば、認識のズレでしょうか。左に当てているからプレスをしようとすると左前から力をかけていくことになるはずですが、あたかも顔の真ん中の方に正面から力をかけていくようなつもりになっていたかなあと思います。
違和感の強さは、、そこまで強くなかった気はします。あえていつもの非効率であろう力をわざと大袈裟にかけてこういうことかな?と発見した事ですので。違和感というより認識面でのズレを修正するような体のオート機能といった方が正確だったかもしれません。
>>どんな感じで機能性ありますか?
↑
上手く左から力をかけれると必要以上に腕の力を使わずに、楽にプレスをできて高音が楽になりました。今日はこのやり方でズバっとハマる時と上手くいかない時、両方ありました。どちらかといえば上手くいかない方が多かったのですが。前のやり方がまだ出ていたので(余裕がなくなるときに特に)、まだ左向きたくなるには理由があるかもです。
>>既述の、肩関節の内外回転ですね。これで上下をやってますね、実質。
↑
今日試した所、確かに回転を使っていました。
最初に脇開き気味で楽器を鼻から首付け根動かすをやってみました。この時点では特にキツさはありませんでした。楽器を吹くときにこの動きをやってみると、肩がキツかったです。
しかし、鎖骨がよく動くようになりモーションが結構やりやすくなった感じがしました!
本日の合わせは一旦明確に効果のあった、
・背骨逃げない
・鎖骨でモーション
と、
・脇は何かのヒントになっていそうな感じもするので無理のない範囲で開き気味
・未知の部分はあるが左前からプレス
をテーマにやってみたところ、最後のlowH~highG#まではできなかったもののそこに至るまでは明確に進歩がありました。
撮影はしていなかったのですが最後の通しでは前述の箇所以外はかなり良い感じで吹けました☺️
腕、肩と広背筋がまた痛めになってしまうのもまた起きてしまったのですが音楽は進歩ありです。
また、マウスピース上唇、上前歯にクリップするように、の件ですがあまり手応えがありませんでした💦
顎を意図的に前に出せないと自分で言いましたが、探っていると両前歯に同じくらいの密着感で当てると考えてやっていると不思議と顎が出しやすくなりました。
両前歯意識の方が今は安定してマッピを当てれるようです。
***
【バジル】
左前ー真ん中問題ですが、プレスそのものにもはや違和感を感じてないとも読めますね。(どうでしょう?)
とすると、当たっている場所というより視界とか持ちかたの違和感なのかしら
?とふと思いました。目を瞑って吹くとどうなるんだろう。
あるいは、ちょっと背骨の力を抜いて右か左にたわませるとどうなるかな?と。腕肩の負担にも好影響がもしかしたらあるかも??
***
【質問者】
>>左前ー真ん中問題ですが、プレスそのものにもはや違和感を感じてないとも読めますね。(どうでしょう?)
↑
確かに、プレスそのものの違和感ではないように思いました。
>>とすると、当たっている場所というより視界とか持ちかたの違和感なのかしら?とふと思いました。目を瞑って吹くとどうなるんだろう。
↑
視界に関して、これも思い返せば心辺りありです。難しかったりあまり覚えていないフレーズを吹くとき、左半身を前に出してその体制で譜面を凝視する様な癖があります。
目を瞑るのはなんだか不思議な効果がありました。ちょい構えやすい吹きやすい感じで、ほんの少し体、楽器が軽いような?持ち方の違和感はまだ結構あるんですが、目瞑りは持ち方に対してちょい効果ありです!
>>あるいは、ちょっと背骨の力を抜いて右か左にたわませるとどうなるかな?と。腕肩の負担にも好影響がもしかしたらあるかも??
↑
腕肩は、なんというか適切な表現ではないかもですが間接的に楽になりそうな気配ありでした。
背骨を左右にたわませることによってマッピの当たる位置、モーションが調整しやすくなり、音出しが楽になってその結果腕肩の仕事が減った、といった感じと推察しました。息の手伝いをしなくてよくなった感じです。
あまり関係ない事かもですが、左右たわませ時に骨盤、股関節が少し動き出してなんだか吹きやすい感じが練習開始から少しの間持続しました。
背骨をたわまそう、動けるように→なら土台の骨盤、股関節も動かなきゃ背骨も動かないよね、って感じの事が起こったのでしょうかね、、。
***
【バジル】
なるほど!これは視力の左右差や眼球運動あるいはものを見るということの獲得パターンとかが関係するかもしれませんね。
>>目を瞑るのはなんだか不思議な効果がありました。ちょい構えやすい吹きやすい感じで、ほんの少し体、楽器が軽いような?持ち方の違和感はまだ結構あるんですが、目瞑りは持ち方に対してちょい効果ありです!
↑
面白いなあ。
発展版として、目を瞑って各方向に眼球運動、回転両向きもやってから目を開けて吹く、もやってみるとどうなるか。
>>あまり関係ない事かもですが、左右たわませ時に骨盤、股関節が少し動き出してなんだか吹きやすい感じが練習開始から少しの間持続しました。
↑
まさに、期待していた効果です!
>>背骨をたわまそう、動けるように→なら土台の骨盤、股関節も動かなきゃ背骨も動かないよね、って感じの事が起こったのでしょうかね、、。
↑
かもしれません。
***
【質問者】
昨日無事?に本番終わりました!
一週間くらいたくさんレッスンしていただいありがとうございました☺️
本番では至らぬ点が多々ありました。一年かけても自分はできないのか、、とかしんどくて荒くふいてしまったり、、。
絶対やって良かったとも思うし、もっと表現したかった、と複雑な心境 です。
しかし以前ではできなかった箇所にしっかり成果も感じれました。ハイEも結構しっかり鳴らせて、最後のハイG#もなんとかかすりました。
中々ここはイけてるなという所もしっかりありました。
ホルンの先生や門下生、音大の生徒の皆にもとても良かったとの言葉を頂けました。
とりあえず一年の目標が終わりましたが来年も難曲にチャレンジするつもりです。
メールレッスンで解明しきれていない問題もありますのでまた来年もレッスン宜しくお願い致します。
一週間にたくさんのメール、感謝致します!
重ねてになりますがありがとうございました!
***
【バジル】
本番お疲れ様でした!
この曲にチャレンジされたことがまず、普通はやることすら避けるわけで他の多くの人が得られない経験を得られたのですから、ほんとにスゴイことです!
さらに演奏されながら手応えや成長の実感を得られ、聴衆の方々にも何か意味のある印象をもたらされたこと。
チャレンジとして大成功だったのではないでしょうか。
***
【質問者】
発表会、確かに聴いて頂いた皆に意味のある事ができたと自分でも思いますし、ホルンの先生に中々名演だった、と褒めて頂けました☺️
次回は表現の面でもレベルアップしたい所です🤔やりたい事が表現できないとはこんなに悔しい事かとはじめて思い知りました、長年やってきたのに!
***
【バジル】
M-1も、準決勝止まりより決勝行ってそこで優勝できなかったときのほうが遥かに悔しいと芸人さんたちも言いますもんね!
では、またお会いしましょう♪
下さっているアマチュアのホルン吹きの方。超難曲に挑戦されるにあたり一週間メールサポートしました。
– – –
【質問者】
いつもレッスン有難うございます。
今回はメール相談宜しくお願いします。
練習動画アップしました。
所感としまして、
・アンブシュアの前の癖は頭を出すものの、新しいやり方も程度の差はあるが実行できている感じはする、見た目は当てになるか分からないが以前とは違って見える
・アンブシュアモーションをしたかったが腕が疲れるのが早く実行しにくかった
・音は場所が響きすぎるので分かりづらいがカスカスは感じない
近くで撮影
(動画非公開)
少し離れて撮影
(動画非公開)
一応近くと離れてと両パターン撮影しました、どちらが分かりやすいでしょう?
***
【バジル】
こんにちは!動画から感じることとしては、前回お会いしたときより中低音がとても当たりやすく吹きやすそうになっていることです。
その中低音から高音までが一回目とてもつながっているのが2オクターブのアルペジオでハイEまで上がるところ(そのあとLowH)。
✓高音が出ないとき、
✓アンブシュアモーションが不足気味かもしれないとき、
✓息がアップアップになっているとき、
✓腕が疲れてしまうとき、
この4つの状況は繋がり合っている気がします。
ハイBbより高い音を出すとき、もう一段と左下へアンブシュアモーションとマウスパイプの角度を変える(位置は下がり角度は上がる)とどうなりますかね?
あと、音量って少しセーブしてます?もしくは割れないようにとか。もしそういうのがあればもしかしたらそれがブロックになっているかもしれません。
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【質問者】
ご提案通り、結構、思っているより思いきって左下が鍵になっていそうです。
今までは左下にアンブシュアを動かそうとするとアパチュアが開いてうまくモーションができずにいましたが(左下に動かすことにより下唇が引っ張られアパチュアが開くような感じ)、何故か昨日は上手くいきました。
***
【バジル】
いろいろつながってきますね。もしかしてもしかしたら、そのアパチュアが開きそうな感じに過敏に反応しているのかもしれません。
開きそうな感じを感じながらも構わず吹くとどうなるか?実際的開かずに済むという現象は起きるか?
あるいは3回くらい開いちゃうかもしれないけど4回目からハマり始めるみたいな現象は起きるか?
などなど、アパチュアが開くということ、開く感じがするということ、音が出ないということをそれぞれ異なることとして見てみて、それぞれどんな関係または無関係があるか?
ひとつ着眼点かもしれません。
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【質問者】
只今練習しております。やはりうまくいかない時とうまくいく時とがあります。が、ものすごく大事な鍵であることも実感があります!
うまくいかない時は、マッピ内径と唇の接点がどんどんずれていく気がします。うまくいく時は接点が変わらず、マッピ内径と唇が一緒に動きつつ歯の上を動く感じがします。
気になるのはアンブシュア下げ時(つまり高音移行時)、腰と左肩が痛くなります。アンブシュアを下げる力+息の力を腰と左肩から出力しているような?
とにかくこの後撮影してみます!
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・
・
撮影できましたのでリンクを送ります、どうぞ宜しくお願い致します🙇(動画非公開)
長い方が何ヵ所か立ち止まってますが特に安定していないと感じるところを通し練習、短い方がモーションを意識して練習してみた動画です。
吹き出しから感じることですが、そもそもモーションがしづらいです。腕も唇もロックがかかったような感じで、吹く時間が長い程強くロックがかかっていくような、、
外してもいいから、腕も唇も動かして、と意識していますがどうしても動かない感じがします。外したくないという深層意識が強いような気もします。今日は特に腰が痛い日というのも関係しているかもしれません。(腰痛持ちなのです😢)
それと最初のメールの音量に関してにお答えしていませんでした💦音量は最後の方は息を使いすぎると持たないので控え目に吹いています。
***
【バジル】
高い音行くときに背骨を伸ばしながら後ろに引いているのが映ってます。
・それを変えればうまくいく
のか
・他のことが噛み合うとそれが変わる
のかがちょっとまだ判断できないですが、うまくいかない状況の結果なのか原因なのか、濃い関わりがありそうです。
あとは、はいEを出すのはけっこうできますよね、最近?そのときの位置・角度と、こうしてフレーズの中の駆け上がりのときとではどれくらいちがいがあるでしょうか?
これも
・フレーズの中の1音ごとのマウスピースの位置をコントロールするとうまく鳴る
のか
・何かほかのことが噛み合うと位置がハマってうまく鳴る
のか、どっちかなあ、と考えています。
あとは、調子がいまいちな感じのときのほうがマウスピースの位置が高め、上昇音形でマウスパイプが低めの角度になるかなあ、と。
単音で吹くときでうまく当たるときの角度って、けっこう高めではありませんでしたっけ?
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【質問者】
>>高い音行くときに背骨を伸ばしながら後ろに引いてるの
↑
自分ではまったく気付いていませんでした。
けど、楽器無しで息を吐いてみたらそんな感じがしました。広背筋が強く働いている感じがしました。股関節を少し後ろに入れ込むように固めてもいる感じもします。
>>あとは、はいEを出すのはけっこうできますよね、最近?そのときの位置・角度と、こうしてフレーズの中の駆け上がりのときとではどれくらいちがいがあるでしょうか?これも・フレーズの中の1音ごとのマウスピースの位置をコントロールするとうまく鳴るのか・何かほかのことが噛み合うと位置がハマってうまく鳴るのか、どっちかなあ、と考えています。
↑
どちらもあるような気も、、します。単発でハイE、ないしはハイ音域から発音すると角度を高くから始めれますが、大体ですがチューニングB♭くらい?から始めて高い音にいくと角度を上げづらいのです。高い音から発音して低い音に行く→そこからまた上がる時も角度を再度作れない時が多いです。
関係があるか分かりませんが、顎を意図的に前に出しておくのができなくて、高い音から発音しようとした時に体の自動的な機能にまかせて始めて顎が出る、といった事を自覚しております。個人的には角度問題ととても密接な関係がある気がするのですが、、
>>あとは、調子がいまいちな感じのときのほうがマウスピースの位置が高め、上昇音形でマウスパイプが低めの角度になるかなあ、と。単音で吹くときでうまく当たるときの角度って、けっこう高めではありませんでしたっけ?
↑
まはに、上記と被りますが単発で高音は角度高めです。マッピ高め当たりで角度低めは調子悪いも分かります。なんだか上唇の方がはまりがいいんですよねえ、唇の形でしょうか。
これまた上記と被りますが顎が前にでていないと低い角度になります、何もしていないと下前歯は上前歯より後ろなので。
総じて、背骨伸ばす動きと角度低めから発音しだす事になると、結果的に不都合をカバーしようと腕や唇が固まる、といった可能性があるでしょうか。
***
【バジル】
>>自分ではまったく気付いていませんでした。けど、楽器無しで息を吐いてみたらそんな感じがしました。
↑
初耳ということなら、描写しといて正解でした。そうなさっているのに気付くことがこれから出てくると思います。
>>広背筋が強く働いている感じがしました。
↑
左腰の痛みの話、マウスパイプが下がる話、どちらも広背筋の作用(肩関節の伸展=肩口から先の上腕が下がる=持ち上げているものを下ろす動き)を推測できます。
>>単発でハイE、ないしはハイ音域から発音すると角度を高くから始めれますが、大体ですがチューニングB♭くらい?から始めて高い音にいくと角度を上げづらいのです。高い音から発音して低い音に行く→そこからまた上がる時も角度を再度作れない時が多いです。
↑
しばらく、上昇音形を吹くとき、基礎練習でもBbまで来たら一回息を吸いマウスピースをセットし直してみるとよいかも。
上述の広背筋の感覚から解放される感覚に親しみやすいかも。
広背筋以外もいろいろ使いながら左下方向アンブシュアモーションをやるのがポイントかもしれません。たとえばちょっと肩上げながらとか、顔を右向けたりとか。
>> 関係があるか分かりませんが、顎を意図的に前に出しておくのができなくて、高い音から発音しようとした時に体の自動的な機能にまかせて始めて顎が出る、といった事を自覚しております。個人的には角度問題ととても密接な関係がある気がするのですが、、
↑
まちがいなく深く関係してそうですね。顎の動きは自然に任せるとできるというのも興味深い。
わざとやらないほうが良い可能性もあれば、広背筋など他の阻害要因が取り除かれたときに意図してできる可能性もあり。
>>正に、上記と被りますが単発で高音は角度高めです。マッピ高め当たりで角度低めは調子悪いも分かります。なんだか上唇の方がはまりがいいんですよねえ、唇の形でしょうか。これまた上記と被りますが顎が前にでていないと低い角度になります、何もしていないと下前歯は上前歯より後ろなので。
↑
マウスピースの上リムを上唇とか上前歯にピン留めするような、被せるようなイメージはどうなるでしょう?良い角度もつけやすいのかな?となんとなく想像です。
>>.総じて、背骨伸ばす動きと角度低めから発音しだす事になると、結果的に不都合をカバーしようと腕や唇が固まる、といった可能性があるでしょうか。
↑
そうですね、そのモードのときは、やりやすいモードじゃないのは確かそうです。
前述したこととも重なりますが、身体の前側で楽器を両腕で頭の上の高さからお腹の高さまで垂直上下動させるとどんな感じがしますか?
もし肩がたくさん動くようだと、その要素がアンブシュアモーションに役立つかもしれません。
***
【質問者】
背骨の件、意識してみましたが少し吹きやすくなりました!
構えるとき楽器から少し逃げるような感じになっていましたが、やめるとよりマッピを当てる作業が効率的になった感じです☺️音も良くなった気がします。
広背筋の話について推察ですが、広背筋使うと腕さがり背骨も後ろに引き伸ばすことで顔が上がり、僕のマッピを当てたい位置に合わせるのに一見都合が良いみたいな側面もあるのかなあと感じました。
確かに、モーションをするのに肩も使えますものね、何故か思い当たらない発想でした!顔の向きは思い当たってのですが、なぜか左下を向きたくなるんですよねえ。
これに関しては移動したい位置より欲しい角度を欲しがった結果左下を向いているのかな?と思っておりました。
マッピを移動したい位置という意味では右を向いたほうが有利とは気付いていたのですが、、
>>マウスピースの上リムを上唇とか上前歯にピン留めするような、被せるようなイメージはどうなるでしょう?良い角度もつけやすいのかな?となんとなく想像です。
↑
今までは、意識した訳ではありませんが結果として先生の仰るようにマッピを当てていた気がします。下顎がうまく出ない→けど意識して出せないから上前歯、上唇に当てるか~、みたいな感じとでもいいましょうか、、
しかし、明確にそうしようとすることで違った結果も得れそうですね!低位置なら上唇、上前歯がマッピの支えだし角度も言われてみれば上に沿って当てれば高くなりますものね。
>>そうですね、そのモードのときは、やりやすいモードじゃないのは確かそうです。
↑
このモードでもハイトーン以外はわりとできてしまうのが厄介な所です💦構える力だけでいえば下がっている角度のほうが楽というのもあるかもです。上下運動、本日練習時にやってみます!
***
【バジル】
いやーこのやり取り面白いですね。文面だけでアレクサンダーレッスンできそうに思えちゃいましたよ!
ただし!
質問者さんと何回もレッスンしているから質問者さんの状況も道のりもこちらがよく知っていること、おとは質問者さん自身が世の水準より遥かに思索が深いからこそ成り立っているのがほんとのところかも(笑)なので、まだメールアレクサンダーレッスンは一般提供できないかな(笑)
>>なるほど。推察ですが、広背筋使うと腕さがり背骨も後ろに引き伸ばすことで顔が上がり、僕のマッピを当てたい位置に合わせるのに一見都合が良いみたいな側面もあるのかなあと感じました。
↑
たしかに。位置下げ効果ありますからね。ただし、意外な逆効果が角度上げ効果なのでしょう。言い換えればこのやり方でもなんらかの方法で角度を都合よくできればちゃんと機能する可能性も。
>>顔の向きは思い当たってのですが、なぜか左下を向きたくなるんですよねえ。
↑
これは、癖というよりは、少なくともいまはその方が実際やりやすい、または続けやすい状態であるということに思います。困るかもしれないけれど、存在理由をリスペクトの見地からさらに深く見出だせると、何か状況が動き出すかも。
>> これに関しては移動したい位置より欲しい角度を欲しがった結果左下を向いているのかな?と思っておりました。
↑
そう、たとえばそういう存在理由ですね。
>>今までは、意識した訳ではありませんが結果として先生の仰るようにマッピを当てていた気がします。下顎がうまく出ない→けど意識して出せないから上前歯、上唇に当てるか~、みたいな感じとでもいいましょうか、、しかし、明確にそうしようとすることで違った結果も得れそうですね!低位置なら上唇、上前歯がマッピの支えだし角度も言われてみれば上に沿って当てれば高くなりますものね。
↑
そう、ハビエル・ボネみたいな!デニス・ブレインもか。
>>このモードでもハイトーン以外はわりとできてしまうのが厄介な所です💦構える力だけでいえば下がっている角度のほうが楽というのもあるかもです。
↑
そうなんですよね。
それも前述の存在理由の候補です。
***
【質問者】
僕もメールでのやり取り、とても面白いと思っていました!
自分で思っていること感じていることを文章という形で出力してやり取りすることは、良い意味で対面とはまた違った物を得られると感じました。
より自分自身でアドバイスや感じた事と向き合う力を養えると実感しております。
お褒め頂きとても光栄ですが、そこまで思索深いとは自分では感じないですね😂笑ただ体や奏法の事についてとても興味があるだけです!笑
しかし、そういった事を深く探求しようとしている方ならアレクサンダーメールレッスンも成り立つかも?🤔僕が今まさに文章と動画でのやり取りは、自身とより自分の力で向き合う事をやっているので!
さて、本日の動画をお送りします。
昨日の練習
(動画非公開)
今日の練習一発目
(動画非公開)
今日の練習二発目
(動画非公開)
まず今日の練習で、顔左向きたくなる現象について大きな発見をしました、多分。おそらく左を向く事によって、高音時に必要なプレスをしやすい状況を作っておりました。
マウスパイプと頭の関係が、上から見たら頭に対してパイプ左向きということがヒントになりました。なんだかうまく言葉にできないので、超下手ですが図を描きました😇
慣れないのでかなり不思議な感じですしまだ左を向きたくなりますが、新しいやり方を意識して練習してみたら手応えを感じました。伝わりますでしょうか、、?
モーションに関して、肩を使う、個人的な感覚で言えば肘の上げ下げor脇の開閉がモーションの助けになるのでは?と感じました。
肩で楽器上げ下げしてみましたが、思うように結果が感じれず、ふと脇の開閉でもいけるんじゃね?と思ったのです(脇の開閉も肩間接の運動、ですよね)。
プレスと背骨の件が疎かになるシーンもありますが、全てがはまるととてもコントロールできそうな感じで高音がなりました!
今日の練習二発目がこれを練習しているシーンです。ちなみに肩と肩甲骨の筋肉が疲れました。笑
しかし本日は広背筋が力む感覚はなかったですねえ、そういえば。
結構大きな発見のあった日になったと思っているのですが、何かより良くできる感じなどありますでしょうか?🤔
***
【バジル】
『昨日の練習』の、7:00-あたりの一回目のハイEのところいい感じですね。
やっぱりカクッと角度が変わりますね。三回目はハズレたけど、いい感じ。上の歯とマウスピースが良い意味でプレスされていくように見えます。超高位置や中高位置タイプでよく言う「顎のハリ」が、上唇側、頬骨側のハリに逆転して現れているかのようです。
>>おそらく左を向く事によって、高音時に必要なプレスをしやすい状況を作っておりました。マウスパイプと頭の関係が、上から見たら頭に対してパイプ左向きということがヒントになりました。
↑
マウスパイプが左向きなのは分かります。
顔を左に向けるのはむしろマウスパイプは真ん中に当たり左向き度合いが減る気がするのですが、それでいいということ?
ではなくて、顔を左に向ける方がマウスパイプの左向きができる?
>>モーションに関して、肩を使う、個人的な感覚で言えば肘の上げ下げor脇の開閉がモーションの助けになるのでは?と感じました。肩で楽器上げ下げしてみましたが、思うように結果が感じれず、ふと脇の開閉でもいけるんじゃね?と思ったのです(脇の開閉も肩間接の運動、ですよね)。
↑
開閉も肩関節の運動ですが、厳密に開閉だけだと楽器が上下しないので、開閉に連動して肩(肩甲骨ら鎖骨)も上下したのかめしれないですね。
アンブシュアモーションにおける楽器の小さな上下動を、肩関節の開閉含めた上肢全体でやるとイメージしてやってみるとどうでしょうか?
>>ちなみに肩と肩甲骨の筋肉が疲れました。笑しかし本日は広背筋が力む感覚はなかったですねえ、そういえば。
↑
背骨を後ろに引いてるようだ、という気付きだけでここまで進めてるんだと思いますよ👍
>>結構大きな発見のあった日になったと思っているのですが、何かより良くできる感じなどありますでしょうか?🤔
↑
「今日の練習2」の楽器の上下動ですが、肩関節の内回転+開きで楽器を下にやり、肩関節の戻し外回転+戻し閉じで上に戻しています。で、それ以上高いとこまでは動かしてないですね。
肩関節を開き気味にしたまま、マウスピースが鼻先と首の付け根の距離を上下動するように動かしてみることはできますか?
そのときに肩自体が上下してくれるか、それともキツいか。
***
【質問者】
なんというか、急にアンブシュアとマッピがハマる感じがあって、そこはハマった!と思った所です。なんとかそのハマる状態を引き出せるようになりたいです🤔
ハリの件、最近バジル先生がyoutubeにアップされていた、トロンボーンの生徒の方に同じ事を提案していた事を少し意識しています。意図してアンブシュアを用意するのが何故か上手くできないのですが、とりあえず意識としては持っています。
左向きの話ですが、やりたい試したいと思っている事はアドバイス通り左より右向きです!左を向く要因かな?と思った事と新しくやってみた事を今一度まとめてみます。
↓
左向きたくなる要因として、高音時にプレスをしたいのですが、そのプレスを顔の真ん中に向けてしようとしていた感じがしたのです。
ですが現実はマウスパイプ左向きなのでそこで違和感を感じてマウスパイプを顔の真ん中にもってこようとしていたのかなあと。
やってみたのは、左にマウスパイプがあるから、その左向きにそって強くプレスしてみよう、ということです。左から思い切ってマッピをぶつけるようなイメージです。
続いて持ち方の話。
現実としてマウスパイプ左で高音モーションは左下なのでその方が有利かなと思い試してみたつもりです。他の要因もまだありそうですが、結構大きい一面だったかなと思いました。
開閉で上下が変わる感じがしたのでこれかな?と思ったのですが、その時脇以外の他の場所も使っていたので上下させれたということでしょうか。
上肢全体の方がより良さそうですね、本日ピアノ合わせがあるのでその前に家で少し試してみます!
>>肩関節の内回転+開きで楽器を下にやり、肩関節の戻し外回転+戻し閉じで上に戻しています。
↑
正に練習2ではその通りの意識で上下させました。
>>で、それ以上高いとこまでは動かしてないですね。肩関節を開き気味にしたまま、マウスピースが鼻先と首の付け根の距離を上下動するように動かしてみることはできますか?
↑
確かにそうです。そのようにやってみます!
***
【バジル】
その違和感がどういう種類や強さのものか、気になりますね。機能的な吹き方をはっきり邪魔しますしね。
>>左から思い切ってマッピをぶつけるようなイメージです。現実としてマウスパイプ左で高音モーションは左下なのでその方が有利かなと思い試してみたつもりです。他の要因もまだありそうですが、結構大きい一面だったかなと思いました。
↑
なるほどなるほど、やはりそういうことですね。どんな感じで機能性ありますか?
>>開閉で上下が変わる感じがしたのでこれかな?と思ったのですが、その時脇以外の他の場所も使っていたので上下させれたということでしょうか。
↑
既述の、肩関節の内外回転ですね。これで上下をやってますね、実質。
***
【質問者】
昨日の通しの前に撮影させてもらえたのでアップしました。
冒頭(動画非公開)
Cから(動画非公開)
最終部(動画非公開)
感じた事、やってみた事は返信も兼ねて最後に書いております。
>>その違和感がどういう種類や強さのものか、気になりますね。機能的な吹き方をはっきり邪魔しますしね。
↑
種類で言えば、認識のズレでしょうか。左に当てているからプレスをしようとすると左前から力をかけていくことになるはずですが、あたかも顔の真ん中の方に正面から力をかけていくようなつもりになっていたかなあと思います。
違和感の強さは、、そこまで強くなかった気はします。あえていつもの非効率であろう力をわざと大袈裟にかけてこういうことかな?と発見した事ですので。違和感というより認識面でのズレを修正するような体のオート機能といった方が正確だったかもしれません。
>>どんな感じで機能性ありますか?
↑
上手く左から力をかけれると必要以上に腕の力を使わずに、楽にプレスをできて高音が楽になりました。今日はこのやり方でズバっとハマる時と上手くいかない時、両方ありました。どちらかといえば上手くいかない方が多かったのですが。前のやり方がまだ出ていたので(余裕がなくなるときに特に)、まだ左向きたくなるには理由があるかもです。
>>既述の、肩関節の内外回転ですね。これで上下をやってますね、実質。
↑
今日試した所、確かに回転を使っていました。
最初に脇開き気味で楽器を鼻から首付け根動かすをやってみました。この時点では特にキツさはありませんでした。楽器を吹くときにこの動きをやってみると、肩がキツかったです。
しかし、鎖骨がよく動くようになりモーションが結構やりやすくなった感じがしました!
本日の合わせは一旦明確に効果のあった、
・背骨逃げない
・鎖骨でモーション
と、
・脇は何かのヒントになっていそうな感じもするので無理のない範囲で開き気味
・未知の部分はあるが左前からプレス
をテーマにやってみたところ、最後のlowH~highG#まではできなかったもののそこに至るまでは明確に進歩がありました。
撮影はしていなかったのですが最後の通しでは前述の箇所以外はかなり良い感じで吹けました☺️
腕、肩と広背筋がまた痛めになってしまうのもまた起きてしまったのですが音楽は進歩ありです。
また、マウスピース上唇、上前歯にクリップするように、の件ですがあまり手応えがありませんでした💦
顎を意図的に前に出せないと自分で言いましたが、探っていると両前歯に同じくらいの密着感で当てると考えてやっていると不思議と顎が出しやすくなりました。
両前歯意識の方が今は安定してマッピを当てれるようです。
***
【バジル】
左前ー真ん中問題ですが、プレスそのものにもはや違和感を感じてないとも読めますね。(どうでしょう?)
とすると、当たっている場所というより視界とか持ちかたの違和感なのかしら
?とふと思いました。目を瞑って吹くとどうなるんだろう。
あるいは、ちょっと背骨の力を抜いて右か左にたわませるとどうなるかな?と。腕肩の負担にも好影響がもしかしたらあるかも??
***
【質問者】
>>左前ー真ん中問題ですが、プレスそのものにもはや違和感を感じてないとも読めますね。(どうでしょう?)
↑
確かに、プレスそのものの違和感ではないように思いました。
>>とすると、当たっている場所というより視界とか持ちかたの違和感なのかしら?とふと思いました。目を瞑って吹くとどうなるんだろう。
↑
視界に関して、これも思い返せば心辺りありです。難しかったりあまり覚えていないフレーズを吹くとき、左半身を前に出してその体制で譜面を凝視する様な癖があります。
目を瞑るのはなんだか不思議な効果がありました。ちょい構えやすい吹きやすい感じで、ほんの少し体、楽器が軽いような?持ち方の違和感はまだ結構あるんですが、目瞑りは持ち方に対してちょい効果ありです!
>>あるいは、ちょっと背骨の力を抜いて右か左にたわませるとどうなるかな?と。腕肩の負担にも好影響がもしかしたらあるかも??
↑
腕肩は、なんというか適切な表現ではないかもですが間接的に楽になりそうな気配ありでした。
背骨を左右にたわませることによってマッピの当たる位置、モーションが調整しやすくなり、音出しが楽になってその結果腕肩の仕事が減った、といった感じと推察しました。息の手伝いをしなくてよくなった感じです。
あまり関係ない事かもですが、左右たわませ時に骨盤、股関節が少し動き出してなんだか吹きやすい感じが練習開始から少しの間持続しました。
背骨をたわまそう、動けるように→なら土台の骨盤、股関節も動かなきゃ背骨も動かないよね、って感じの事が起こったのでしょうかね、、。
***
【バジル】
なるほど!これは視力の左右差や眼球運動あるいはものを見るということの獲得パターンとかが関係するかもしれませんね。
>>目を瞑るのはなんだか不思議な効果がありました。ちょい構えやすい吹きやすい感じで、ほんの少し体、楽器が軽いような?持ち方の違和感はまだ結構あるんですが、目瞑りは持ち方に対してちょい効果ありです!
↑
面白いなあ。
発展版として、目を瞑って各方向に眼球運動、回転両向きもやってから目を開けて吹く、もやってみるとどうなるか。
>>あまり関係ない事かもですが、左右たわませ時に骨盤、股関節が少し動き出してなんだか吹きやすい感じが練習開始から少しの間持続しました。
↑
まさに、期待していた効果です!
>>背骨をたわまそう、動けるように→なら土台の骨盤、股関節も動かなきゃ背骨も動かないよね、って感じの事が起こったのでしょうかね、、。
↑
かもしれません。
***
【質問者】
昨日無事?に本番終わりました!
一週間くらいたくさんレッスンしていただいありがとうございました☺️
本番では至らぬ点が多々ありました。一年かけても自分はできないのか、、とかしんどくて荒くふいてしまったり、、。
絶対やって良かったとも思うし、もっと表現したかった、と複雑な心境 です。
しかし以前ではできなかった箇所にしっかり成果も感じれました。ハイEも結構しっかり鳴らせて、最後のハイG#もなんとかかすりました。
中々ここはイけてるなという所もしっかりありました。
ホルンの先生や門下生、音大の生徒の皆にもとても良かったとの言葉を頂けました。
とりあえず一年の目標が終わりましたが来年も難曲にチャレンジするつもりです。
メールレッスンで解明しきれていない問題もありますのでまた来年もレッスン宜しくお願い致します。
一週間にたくさんのメール、感謝致します!
重ねてになりますがありがとうございました!
***
【バジル】
本番お疲れ様でした!
この曲にチャレンジされたことがまず、普通はやることすら避けるわけで他の多くの人が得られない経験を得られたのですから、ほんとにスゴイことです!
さらに演奏されながら手応えや成長の実感を得られ、聴衆の方々にも何か意味のある印象をもたらされたこと。
チャレンジとして大成功だったのではないでしょうか。
***
【質問者】
発表会、確かに聴いて頂いた皆に意味のある事ができたと自分でも思いますし、ホルンの先生に中々名演だった、と褒めて頂けました☺️
次回は表現の面でもレベルアップしたい所です🤔やりたい事が表現できないとはこんなに悔しい事かとはじめて思い知りました、長年やってきたのに!
***
【バジル】
M-1も、準決勝止まりより決勝行ってそこで優勝できなかったときのほうが遥かに悔しいと芸人さんたちも言いますもんね!
では、またお会いしましょう♪
BasilKritzer
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