①腹式呼吸奏法
→息を吸うときに腹の膨らませを特に強調し、息を吐き音を出す間お腹が凹まないようにしっかり張り続ける意識
②胸式呼吸奏法
→息を吸うときに胸や肩が大きく柔軟に動くことを厭わず促し、息を吐き音を出すために腹筋を使い体内内側方向上方向に力をかける意識
理由はほんとによく分からないが、どちらがうまくいくか・しっくりくるかは人により異なるようだ。よりうまくいく方、より自然にしっくりくる方を選ぶのが大事なのだと思われる。
①に関しては「のどが詰まるいきみ」と混同しないことがとても重要のようだ。あるいは混同してなくても、そちらに行ってしまいやすい性質のものかもしれない。いずれにせよ、いきみを避けるというのは腹式呼吸奏法をうまくいかせるキーボイントかもしれない。
②の胸式呼吸奏法の要注意ポイントは何だろうか。わたし個人がこちらの奏法が合っているので注意点がはっきり分からないが、胸や肩の動き(≒肋骨の動き)と背骨の動きを混同しないことか。息を吸うつもりでただ背骨を反ってしまっているケースを見かける。
また、息を吐くときも肋骨が動くことを忘れる・固めたままになりそれによりやはり「いきむ」ことがある気がする。腹式呼吸奏法と同じで、吐く運動を妨害しているわけだ。
腹式呼吸奏法
胸式呼吸奏法
どちらも、いきみや力みがあれば一旦次のような「呼吸の基本」に立ち戻ると組み立て直せるかもしれない。
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①息を吸うー胸もお腹も膨らむと思って。あるいは膨らんでいいよと思って。
②息を吐くー胸もお腹もしぼむ凹むと思って。あるいは凹んでよいと思って。
これが、自然な呼吸。それを基本とする。
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ここからより働きかけコントロールする方法が、腹式呼吸奏法と胸式呼吸奏法。
さて、あなたはどちらが得意?
そして、のどが詰まるいきみ力みは起きていないかな?
BasilKritzer