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きょうは珍しく、ピアニストがレッスンに来られました。
右腕を前に出すときに、肩や腕をあまり動かさずに胴を少しひねって前に出されていたのでそれを普通に右肩・右腕自体の動きで代わりをしてもらったら途端に動きやすくなりました。
次に、右の親指の付け根の疲れ・痛み。
見ていると親指を鍵盤に届かせる目的で親指を限界まで伸ばし突っ張っていた。
親指を鍵盤に届かせるのを、肩関節や鎖骨肩甲骨もふくめた腕の動きで代用すると、ものすごくラクになり動きやすく弾きやすくなったとのこと。
そして、小さい音がうまくひけない、呼吸が止まるとのこと。
呼吸がとおっしゃるので、歌や管楽器での小さい音の出し方の呼吸=息をたっぷり吸って胸やお腹をふくらませ、そのふくらみをしっかりキープして歌う、
をやってみるとなぜかめちゃくちゃ音色が変わった。
歌や管楽器の呼吸操作の適用シリーズをもう一つ試した。
フォルテッシモ。息をたっぷり吸い、お腹を膨らます。
膨らんだお腹をしっかり外に張りつつ、凹ませる力もかけて、膨らます力と凹ます力をぶつけ合い下腹部に強い力をかける。
その状態で弾くと、『腕がラクなのにすごく鳴る!!』(本人談)。
面白かったー。
BasilKritzer