取り繕いの「自分モード」をやめる

今朝も『自分は下手くそでダメなホルン奏者でいい、うまくなれなくったっていい』という新たな『抑制』(アレクサンダーテクニーク専門用語)を使いながら練習してみた。

そしたら、いままでにいかに、自分が『あれができなきゃいけない、これができなきゃいけない』とか『正しい奏法を身につけないと未来がない』とか考えて自分を緊張させていたかが見えてきて、愕然とする。

この緊張を抱えて身につけてきた技術は、「ごまかし」や「その場しのぎ」をつなぎ合わせたパッチワークのように思える。いつ破れるか分からないような。

できないことがあるのを隠そう、取り繕うとしてきたんだろうな‥‥ きのうから始めた新しい実験は、それをやめる実験なんだということが分かった。

自分にはできないことがある。自分の実力は、こんなもの。

それを受け入れるということは、いままでの習慣的な『こんなんじゃいけない』という自分モードの代わりに、『そんな自分でもいいんだ。そんな自分でもやりたいんだ』という新たな『自分モード』を意識的に選択していくということだ。抑制と方向性という裏表の原理。

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