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この動画では、サクソフォン愛好家の方と、『息の支え』についてレッスンしています。
わたしは、奏法問題の多くが実は国語問題だと思うことがあります。
【どこで、なにを、どうするの?】
息「を」支えるの?
息「で」支えるの?
息「を」なにで支えるの?
息「で」なにを支えるの?
これを明らかにせずに、なんとなく「重心を下にする」とか「お腹に力を入れる」といったことが息の支えと結びつけられてイメージされたり教えられたりされることが多いですね。
支えとは、ある事物が放っておいたら動いてゆく方向と逆方向に力をかけ、拮抗させることで結果的に動きにブレーキをかけて安定・固定させることを意味します。
では、呼吸においてその「ある事物」とは何なのか?「逆方向の力」とはどこの力なのか。
そういったことをレッスンしています。その結果、とても吹きやすくなり音が響くようになりました。
Basil Kritzer
ユーフォニアム練習中の中学生です。
私は部活の先輩にブレスが浅いとずっと言われています。なおしたいです。
ブレスが浅いときや肺活量が弱い時はどうすればいいですか?
また、響く音を出すためにはどうすれば(どのような意識を)すれば良いですか?
ユーフォウォマンさん
>>私は部活の先輩にブレスが浅いとずっと言われています。
たぶん先輩なーんにもわかってないから、気にしなくて大丈夫!
ブレスを浅い、深いっていう言葉で指摘したり教えたりするひとは、たいてい大して理解できていません。
>>ブレスが浅いときや肺活量が弱い時はどうすればいいですか?
息をもっと吸ったり吐いたりするできるようになりたいということなら、まずこの動画自体が参考になります。
あとこのブログをいろいろ検索してください。呼吸のタグをクリックするだけでも色々読めるよ。
http://basilkritzer.jp/archives/6366.html
http://basilkritzer.jp/呼吸法
>>また、響く音を出すためにはどうすれば(どのような意識を)すれば良いですか?
響きについてもいろいろ書いてるよ。さては検索せずに質問したな〜
ちゃんと調べてから質問しようね。
http://basilkritzer.jp/archives/4484.html
http://basilkritzer.jp/archives/5851.html
Basil