投稿 by ジャパンライム@音楽指導者応援ページ.
2014年、山王中学校吹奏楽部に伺いました。
わたしは吹奏楽部時代、全国大会出場経験がなかったため、そういったレベルの学校や有名校がどんな雰囲気なのか知らず、
「根性論バリバリの厳しい学校と怖い先生だったらどうしよう….」
と変に怖がっていました。
ところが実際に山王中学校へ伺い、また顧問の木内先生ともお会いすると、その心配は杞憂だったことがわかりました。
バンドのサウンドは本当に澄んでいて、無理がなく、美しいものでした。練習も特に何か特別にやっているわけではなく、あえて言うならば
① 毎日生徒よりも早くきてホルンを練習しているという木内先生の自然で真っ当な音楽指導。
② コンクール直前でも地元をはじめどんな規模でも演奏会の機会があればそれを優先する演奏経験・本番経験(しかも素敵な経験)の多さ。
③ 生徒の自主性と責任能力を引き出し高め、かつ非常に効率的な部活内組織の運営ノウハウ。
④ 地域社会の強力なサポート
といったところにあるのだなあ、と感じました。
4つとも、何かひとつの共通の根本につながる感じがします。それが何なのかは、うまく言葉で表現できませんが….
木内先生とはホルン吹き同士ということで意気投合し、なんと先生に直接レッスンする機会がありました(笑)
その動画です。短いですが、金管楽器のアンブシュアの使い方、管楽器共通の身体の使い方に関しヒントになるかもしれません。
どなたかの役に立てば嬉しく思います。
いつも配信ありがとうございます。
木内先生のお父さんの時代より親しくしていただいてます。
お二人に共通されてるのは生徒、学校を誰よりも愛し音楽を元に集い人間教育される事で自分自身の出世や見栄は全く考えておらないのです。
恒先生も吹奏楽界の名門に生まれながら世間の過剰な期待に負けじと一歩一歩努力を続けてきました。
長年のお疲れがたまったようですが回復を切に祈ります。
佐々木 保
佐々木さま
わたしもだいぶ後になってそのことを知りました。
元気になって、戻ってきていただきたいですね。
Basil