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2020年レッスン初日にいらした、プロもユーフォニアム奏者。
数年前から調子を崩されて・・・とのことでしたが、
きっかけは不明ながら、原因はマウスピースとアンブシュアの接触強度が不十分になりアンブシュアの力学がうまく働かなくなっていたこと。
しっかりプレスするにつれ、そして、そうすることで得られるマウスピースとアンブシュアの位置関係に見合った動き方を意識することで、見事に以前の吹き方が戻り始めました。
良かった!
自分自身の演奏への不満や悩みが尽きないので、見失いかけることも多いですが、こうして誰かの演奏を取り戻すその瞬間に携われるのは大きな喜びがあります。
そのための仕事、
それが自分の仕事。
2020年の初めに改めてもう一度、感じることができてよかったです。
Basil Kritzer