高い音の、もっとうまい出し方

BodyChanceの授業では毎回必ず思いがけない発見がありますが、今回もありました。

ひとつは、 

 「高い音に必要な力は、空気の通り道において作られている。」

横隔膜やそれにつながる筋肉、気管や咽頭・喉頭、舌、口腔内、唇、そのようなエリアで行われている。

つまり軸骨格や四肢の踏ん張りはべつにいらない。 

ベートーベン交響曲第7番の第一楽章の高音のフレーズをやってみると、いままでにできなかったような、音楽的で響いた音でできて、すごくうれしかった。

もうひとつは、左半身の捻るような癖について。

これは、こういう癖をやっていると気付かせてくれるまでまったく知らなかった。ホルンの重さの支え方に無理があったようだ。

左の脇腹を下と後ろへ少し押し下げひねるような動きを無意識にやっていたのだ。

これをやめてみると、呼吸の動きが解放されて、左肺にずいぶん気持ちよく息が入ってきた。

授業では、びっくりして「これから意識してみよう」というところまでだったが、家に帰ってそれを意識しながら練習してみると、息のパワーが増していて、びっくりした。高音への支えがずいぶん強くなった。

発見されるのを待っているいろんなことが、まだまだあるようだ….

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