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顎関節症を発症して二年。
演奏を明らかに乱す深刻な症状は発症から三ヶ月で収まり、軽微な後遺症も一年くらいで収まりました。
しかし、そのときのショックや不安に対してどこか「構えている」ような状態はずっと続いていたことに、それが離れて発症前のようにシンプルに吹いていた感じに戻ってきたこの一、二週間で気が付きました。
シンプルな感じに戻るのは嬉しいし、すごく肩の荷が下りたような気持ちです。
でも、症状に悩むことをきっかけに色々見直し取り組んだ奏法的な課題はずいぶん前進して、自分の奏法もレッスンも進化したのだから、恨みっこなしです。
Basil Kritzer