【唇は湿らす?乾かす?】

– – –
新訳:Singing on the Wind です。前回はこちら

【唇は湿らす?乾かす?】

アンブシュアを湿らせて演奏する奏者たちは、唇とマウスピースの湿り気のおかげで柔軟性が得られると感じています。

アンブシュアを乾かせて演奏する奏者たちは、乾いたせ接触のおかげでコントロールがしやすいと感じています。

問題になり得るのは、「湿らせ派」の奏者たちが「乾きすぎ」になったとき、および「乾かせ派」の奏者たちが「湿りすぎ」になったときです。

多くの奏者は、中道を行きます。アンブシュアを作るときに、唇の間から舌でマウスピースに軽く触れることでマウスピースと唇のどちらにもある程度湿り気があるようにするのです。

この「中道派」は、最も実用的であるのは確かでしょう。望んでいるより湿っていても乾いても、それで過剰に神経質になってしまわないで済みますから。

– – –
つづく
– – –

ブログでは読めない話もたくさん!ぜひメルマガをGET♪

レッスンの申込や出張依頼などについては、こちら!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です