アンブシュアその④〜顎について〜

新訳:Singing on the Wind です。前回はこちら

【顎について】

下唇は、下の歯と顎によって支えられています。

顎の動きは、マウスピースのなかのアパチュアの形と大きさを反映し、また補助します。

アンブシュアを形成するときに、大半の奏者は顎を前に動かすことで、中音域の音を演奏するときに上の歯が下の歯のだいたい真上かつ数ミリ間隔があるような位置に来るようにしています。

それより低い音を演奏するときは、アパチュアはもっと開いています。これは顎を下方向かつ若干外方向へ動かすことで補助されています。

音が低いほど、この動きはもっと目立ったものになります。

より高い音を演奏するときは、アパチュアはより小さいです。

これもまた、顎を少し上方向かつ内方向へ動かすことによって補助されています。この動きはあまり目立たないですが。

顎の均等で柔軟な動きは、音の正確さおよび質のどちらについてもアンブシュアの大いなる補助たり得ます。

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つづく
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