上達への貪欲な熱意を叶える方法

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先日、いつもより朝早い時間にホルンを練習していて、睡眠不足などから『集中できてないんじゃないか…』
という不安、そしてそこから生まれる自責の念のような思考に圧迫されている自分に気付きました。

先月発売された本で一貫して提示している、「演奏そして練習とは、ストーリー・意味・メッセージを奏でること」 という考え方を、
こういうときこそ応用したいもの。

そこで、

・朝早くに練習しているという事実、
・それ故にコンディションがいつもと違って感じているという体感、
・それでも練習したいという気持ちがあるという認識、

を確認して、それに合わせたストーリーを作ることにしました。

それで出来上がったストーリーは…

『同僚に「バジルさん、頑張っててエライね」と励まされる』

というもの(笑)

このストーリーを練習で奏でるテーマにしてみたら即座に集中でき、結果は良いものになりました。

練習したい演奏したいという気持ちがあれば、

あとはコンディションなどから日毎にある限界の変動の範囲内に得られる成果の想定を合わせさえすれば、

あらゆる状況や気持ちやコンディションをそれにふさわしいストーリーを作って、そのストーリーを奏でることで有意義・効果的な練習にできるのかもしれない。

時間が限られている大人のアマチュア音楽家のみなさんの、それでも貪欲に上達したいという熱意や、毎日続く本番のひとつひとつを新鮮にクリエイティブに表現してやり遂げたいというプロの方々の志を具体的に実現しうる『練習のやり方』のモデルかもしれません。

Basil Kritzer

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