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吹奏楽部で活動する学生さんからメールで質問をいただきました。
〜完璧にやろうとするより、ありのままの方がうまくいく〜
【質問者】
バジル先生はじめまして。
わたしは吹奏楽部で楽器を吹いています。
いまアンサンブルをやっていて
大会が目の前となっています。大会となると緊張だったり音程を完ぺきに合わせることを考えますがそうするとどうしても体がかたくなってしまうのです。
バジル先生の本も読んでいろいろ試しましたが、やっぱり音程を合わせようとすると体を締め付けるようにしているのです。
どうしたらよいのでしょうか?
【バジル】
ということは、答えははっきりしているのでは?
音程を完璧に合わせることでなく、「自分らしく、等身大で、仲間と一緒に音楽をする時間を楽しんで味わいながら演奏する」ことを考えて吹いてみるとどうなりますか?
【質問者】
それを考えてやってみました。
こうやってやりたいと思ったままに吹くと吹きやすくなるように感じました。
でも、等身大でというところがうまくわからないです。
まだアタックに力が入ってしまいます。
フレーズの最初などです。
【バジル】
等身大というのは、
「自分の上手なところも下手なところも全部ひっくるめて自分だから、もっとうまくやらなきゃとか、下手なところを隠さなきゃとかはせずに、そのときの自分のまんま素直に演奏する」
ということです。
“こうやってやりたいと思ったままに吹くと吹きやすくなる”
↑
これも、等身大と同じことです (^^)
アタックに力が入ってしまいます。フレーズの最初などです。
↑
身体のどのあたりに力が入りますか?
【質問者】
なるほど!
等身大の意味がわかりました!
力が入るのは、手や喉のあたりです。
スラーがうまくいかなくなります。
【バジル】
なるほど。
スラーのとき、音と音の間に途中の音がちょっと鳴ってもいいやという感じ吹いてみるとどうなるでしょう?
ちょっとグリッサンドっぽくなってもいいや、という感覚です。
– – -数日後- – –
【質問者】
うまくいきました。
結構思い切りも大切なんですね!
バジル先生のおかげでアンコンもすごくうまくいきました!!!!
感謝です!ありがとうございます!
【バジル】
おお!
おめでとう (^^)//
ぼくは初アンコン(中2)は大失敗したから羨ましいぞ(笑)
【質問者】
ありがとうございます!
わたしも前回は大失敗で地区大会止まりで結果も悪かったです。
でもそんな私も大成功して全国に行くことができました!!
やっぱり音楽は楽しむことが1番ですね!
ここまでメンタル面とかでバジル先生の本やブログ、メールにたくさん助けられました!
ありがとうございます。
– – – -数週間後- – – –
【質問者】
無事に金賞を受賞しました!
いつかバジル先生のレッスンを受けてみたいと思っています!またご連絡させていただきます!
—
了
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P.S.吹奏楽・アンサンブル・オーケストラのレッスン
・演奏会・コンクールを前にバンド・グループの伸びや方向性に行き詰まったとき。
・本番に向けて自分たちがいままでできなかった質と次元の演奏を実現するために。
・バンド・グループの創造性・芸術性を一気に引き出すために。