息の吸い方ばかりにとらわれないで

大きい音はどうすれば出るのか。

けっこうシンプルです。出て行く息の量を増やすだけでいいのです。

そのためには……. 腹式呼吸? しっかり吸う?
いえいえ、まずは音の事を考えて息をたくさん吐く。
その方が大事です。

音を作り出すのに必要なのは、空気です。
それも、体内から体外(楽器に向けて)出て行く空気。それはつまり、「吐く息」です。

音を考え、そしてあとは息を出すだけ。
声と全く一緒です。

息を吐き切れると、次の瞬間、一気にたくさん吸えます。
この吸い方は、演奏においても良い吸い方です。

音楽の事をで頭をいっぱいにして、息を使い切ってみるという練習をぜひ取り入れてみてください。
結果的に吸い方のトレーニングにもなります。

Basil Kritzer

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