この夏、超豪華な講師陣に混ぜてもらう南魚沼音楽村での、わたしの講座内容です。
乞うご期待!!
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バジル先生のココロとカラダの相談室
〜自分の中の「ミュージシャン」を引き出す、自分と自分の会話術〜
ホルン奏者として音楽家の道を志しながらも、原因不明の腰痛や強度のあがり症に10代から悩まされ、根性や練習量、気合いや気持ちではちっとも解決できない問題や現象があることに早くから徹底的に向き合ってきたバジル・クリッツァーが、この世界にいるミュージシャンのうちひとりでも多くが自らの音楽を力一杯奏でられるようになるためのお手伝いを致します。
プログラム1:【自分とカラダの会話術】
身体は正直です。
動かないところを動かそうとすると、痛くて悲鳴をあげます。
動くはずのところ固定してしまうと、凝りと不快感を通してそれをあなたに伝えます。
楽器の特性やレパートリー、ステージの状況に対応する、という大義名分のもとに、あなたは痛みや不快感を抑えこんで我慢してしまっていませんか?
痛いということは、もっとラクにウマく演奏できる能力が秘められていることを意味します。
凝りと不快感があるということは、もっと効果的かつ効率的に良い奏法を身に付けることができるということを意味します。
ミュージシャンとしての次の成長への第一歩は、あなたがあなたの身体と確かに向き合い、身体の自由さと能力を引き出してあげる「カラダとの会話術」に長けることなのです。
身体は、いつでもあなたの言っていること、思っていることに対して素直に反応しています。
ですから、そのつもりがなくても、身体に何らかの問題が出ているということは、あなたが「身体に
そうさせている」ことを意味するのです。
講座では、
【自分自身の身体全体という「OS」の使い方】
・調子が良い状態を「まぐれ」扱いせずに、自分の意志で促していく方法
・調子が悪い状態を「実力」と切り捨てるのでなく、自分の意志で脱却していく方法
・身体のあちこちを必死で意識するのではなく、もっと音楽に集中できるよう身体全体があなたの意志についてきてくるようにする方法
を、受講者の中の希望者へのミニレッスンをみんなで共有していく形で、重点的に実践していきます。
そして、
【より演奏の細かな実際に直結する「演奏アプリ」の使い方】
・腕の使い方
・呼吸の使い方
・脚の使い方
・座奏と立奏のギャップを無くす
・アンブシュア、タンギング、フィンガリング
・高さや形状の異なる椅子や譜面台に違和感無く対応していく方法
を必要に応じて取り上げていきます。
プログラム2:【自分とココロの会話術】
わたしたち音楽家は、できる気がしなくても、あるいはできたことがなくても、できるという根拠がなくても、
「自分には必ずできる」
というマインドで日々の練習や演奏に取り組むことが絶対必要です。
できないと信じてしまうと、そこから本当にできなくなっていってしまいます。
しかし、これは生半可なことではありませんね。なんてったって、どれだけ結果が伴わなくても、「自分にはできる」という信念を持つ必要があるのですから!
そこで重要になるのが、あなたが音楽に関連して、あなたの「心」をいかに励まし、勇気づけ、守り、支えてあげるか、ということです。
わたしたちの生きる社会では、心は無防備に攻撃や悪意にさらされており、弱ってしまっている状態が当たり前になっています。
その心を癒し、必要な保護をしてあげて、また元気を取り戻せるよう手を打つことが、多くの「内なるミュージシャン」のために必要です。
とは言っても、これは決して複雑で面倒なものではなく、
演奏や練習に取り組むときに
1:作品(即興で生まれるもの含め)
2:演奏者
3:聴衆
4:演奏空間
の4つの要素とのつながりを確立しながら音楽をする、というただそれだけのことなのです。
この作業を通じて、
・音楽をするあなた自身の深い望み
・あなたが音楽をする根本的な理由や感覚
・ステージに立つことの本質(ドキドキ、ガタガタ、汗ダラダラを含む)
が明確になっていきます。
僕はトロンボーンを吹いています。いつもブログを楽しくみさせていただいております。最近自分の音を含めた音楽そのものに恐怖心を抱いていて一人で音を出すときでもとてもびくびくしながらふいています。サックスはまだ我慢ができる範囲なのですがそれ以外はとても自己否定的な思考になってしまいます。別に自分の音が嫌いとか自分の楽器が嫌いもしくはサックス以外が格別嫌いというわけではありません。ちょっと自分で分析してみますと前からサックス以外は聴いていると自己嫌悪があった気がします。またせめて前のように音楽を楽しみたいです。返答よろしくお願いいたします。
小林さま
どのような返答をお求めでしょうか?
これは質問として書き込まれたのですか?