管楽器を吹奏する時に、
・喉がしまっている感じがする
・あるいは、喉がしまっていると指摘される
・あるいは、あの人喉がしまっている感じがするなあという印象を持つ
・なんだか頑張っているな力んでいるなという感じがする、自分のことでやれ 他人のことである
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これの背景に『いきみ呼吸法』があるケースが結構あるような印象を持っています。
どうも、いきんだ呼吸法は管楽器の吹奏との相性が悪い傾向があるようで、なのにいきみ呼吸法になりやすいのはなぜなのか?
今考えているのは、
①腹腔の圧が高まる(管楽器用語で言えば息圧)
②出産や排便で用いる自然な呼吸法の一つではある
からではないか、ということ。
高い音を吹いている時や、小さい音を吹いている時、長く一息で吹き続けてる時って、多分息圧が高めなんですよね。
その時の感覚と①がよく似ているのではないか。だから、いつのまにか『いきみ呼吸』と『普通もしくは 正しい呼吸』が混同されたり入れ替わったりするのかもしれない。
また、生活の中でいきみ呼吸は使われるから(②のこと)、管楽器の演奏に対して効率的な呼吸の状態を作り 維持することより、直感的に簡単にできるが故、ふとしたことでいきみ呼吸法に切り替わりやすいという面もあるのかもしれない。
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そのような背景を踏まえると次のように 補助線を引くと整理できるかもしれない。
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A『おなら呼吸』=流れる・管楽器の呼吸
B『排便呼吸』=いきみ呼吸
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なぞらえているものがあまり上品ではないのはすみません。
投稿するかちょっと迷いました(笑)
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【A】おなら呼吸
空気の通り道に振動するものがあるから、おならという音が出る。
音が出ることは、空気が通ってしまったらもう不可避(笑)
これおならだと困るけど、管楽器だと、自然にひとりでに音が出る感覚なんですよね。
リードが、金管楽器だったら唇が、空気の通り道にあれば、まあ振動が起きるわけですね。
・リード(唇)が存在していて
・空気が口から外へ流れるような方向で流れていて
・その空気の通り道にリードが置かれている
これで物理的に勝手に音が出るわけです。
音を出そう出そうと頑張らなくても。
フルートだと吐いている空気自体がリードなので、リードの存在そのものがこちらの呼吸でないと確保されないわけです。
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【B】排便呼吸(いきみ)
こちらは息圧は高まるけれども、空気を口から逃さない、空気を体の中に留めておくような 賃貸 運用であり、リードに向かう息の流れが確保されない、あるいはコントロールしにくいものである。
そのように考えられるかもしれない。
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