バイオリンの先生が生徒さんをわたしのレッスンにお連れ下さって、『下降音型で中指が薬指の方向にズレる』という悩みをどうしたらいいかということをご相談下さいました。
精査すると、下降音型のみだとあまりその事態は生じず、上行音型のあと下降音型に入るときが顕著。
そこで、2つのケースを『まちがい探し』の要領で見比べると、手のひらの向きにちがいがありました。
下降音型のみのときのほうが、手のひらをネックの方に向けることができている。
つまり、上行音型の途中で手のひらをもっとネックの方に向けていければ、その続きでの下降音型も大丈夫になる。
手のひらをネックの方に向ける動きを導きながら二、三度、上行音型から下降音型へと続けて弾いてもらううちに、だいぶ改善しました👍