【アレクサンダーテクニークと体の「力み」】

息を吸うときも、
音を出すときも、

のどが「ウッ」と力む

そんなアマチュアホルン吹きの方。

どうも、口の外へ出て楽器に入る息「で」音を生み出したり楽器を操作するイメージで吹こうとしているような気がした。

そこでこう整理してみた。

【①楽器に対する働きかけ】

出したい音が出る管にしておく

唇が振動したときに楽器が鳴るようにマウスピースを口に当てる

以上、完了

***
続いて
***

【②呼吸に対する働きかけ】

息を、のどをウッとさせない範囲で吸い

唇が押し負けて振動する程度に吐く/漏らす

これで、のどの「ウッ」といういきみや、吹奏にともなう体の力みがいっぺんに消えて、音もその方史上いちばんラクに、そしていい音で鳴りました。

力みってのが、体「の」癖とかコンディションではなく、その人の意思でもなく。「コンセプトと現実のズレ」であることが。こういうふうによくありそう。

そういうところを見つけていくのは、マージョリー・バーストウ派のアレクサンダーテクニークの基本。

バーストウ派はアレクサンダーテクニークの正当保守主流ではないけど。いちばん実用的で現実的で、あと型にハマらないので自分はそのやり方を選び学び積み上げてます。

Basil Kritzer

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