先週末のアレクサンダーテクニーク教師養成クラス(参考:http://www.alexandertechnique.co.jp/modules/contents/index.php?content_id=10)に出席したときに気が付いたこと。
今回は解剖学の授業で腕のことを学びました。
ホルン演奏をみてもらったわけではないですが、うでの使い方に関して先生から、
「ホルン演奏のときに必要なことが、ホルン吹いてない時も解除されずに残っているね」
と言われ、ハッと気が付きました。
その内容は
「肩甲骨の固定」。
ホルン(とくにモダンダブルホルンやトリプルホルン)は重いですから、持ち上げていると必ず対応して肩甲骨の安定のために固定が起きます。これは自然なこと。
使われる筋肉は
菱形筋(左)や 前鋸筋(右)
(http://www.geocities.co.jp/Berkeley/8401/sikan/sikan/04-01-01.htmより)
僧帽筋(上)や広背筋(下)
(http://preventdisease.com/index.shtml より)
あたりかな。
肋骨や、肋骨の付いている胸椎とつながっていて、呼吸に密接に関連します。
このあたりがけっこうな仕事を楽器を支えている時はするんですけれど、
少なくとも楽器吹いていないときはお休みしてていいのに、
無意識に仕事をさせっぱなしだったようです。
それに気が付いて、このあたりで普段何しているか意識し始めました。
楽器吹いているときも、このあたりに観察及ぶようになってきて、使い方が変わってきて、プラスになってきてるように感じます。
今後、もっとこのあたりの理解が進むにつれて、自分の演奏能力の向上につながるのはもちろん、
人に教えるときにすごく役立ちます。自分でいったんその領域の観察と変化の経験を持っていれば、人を見たときに分かるようになるし、サポートの方法も見えてくるんです。