「腕に関する概要」ー 音楽専門AT養成コース 13.08.23 講義準備メモ

音楽専門アレクサンダーテクニーク教師養成コース BodyThinking コース 講義メモ 130823

テーマ【腕に関する概要】

☆この BodyThinking クラスは何のクラス? (10分)

→ 「やりたいことをやるためのアレクサンダーテクニークを深く学ぶクラス」

→ 自分が思っていた「身体」と、自分自身の実際の「身体」のズレやちがいを発見していき、本来もっともっと物事が上手にできる「身体」を再発見していく。

→ そのツールとして、400年間、科学的手法で研究されてきた西洋解剖学「も」採用する。400年間、客観的な基準で表現されてきた「言語」が西洋解剖学。前提の共有、表現のボキャブラリーの共有が為されているので、コミュニケーションのツールとして便利。

→ ただし、「解剖学を学ぶクラス」ではない。

・解剖学の教科書や情報に接することで、自分が知らなかった身体の事を知り、発見し、理解していく。

・それにより、自分や生徒さんにとって、やりたいことをやることを助けてくれる 何かを発見する チャンスを高める。

やはり「やりたいことをやるためのアレクサンダーテクニークを深く学ぶクラス」である。

まとめ
やりたいことをやるために
→アレクサンダーテクニークというツールを学ぶ
→その中のひとつが「解剖学的情報」と「解剖学的表現」というやはりツールである。
→したがって、 BodyThinking の授業でも、こういったことに費やす時間は授業の3分の1だけに留まる。

☆BodyThinking クラスで学び吸収していってほしいこと(10分)

→ 自分がやりたいことをやるために、身体に関する情報をどう活かすか、その「役立て方」を吸収していってほしい

→ 生徒さんがやりたいことをやるのをサポートする際、身体に関する情報をどう活かすか、その「役立て方」を吸収していってほしい

→ 「正しい解剖学の知識」の暗記ではなく、解剖学という身体に関する体系的な学問から恩恵を得る術を吸収していってほしい

→ 重要!アレクサンダーテクニーク教師は、治療や医療をするものではない。どちらかというと、コーチのような存在である。したがって、知識の暗記や知識の正誤に意識を向けるのではなく(情報はすぐに調べられるし、知識に関する間違いはいつでも訂正できる)、自分や生徒さんが「やりたいことをやる」ことを実現する助けになる「思っていた身体と自分の実際の身体のちがいに気付き、思いを現実(により近いもの)へと沿わせるように変えていく」というプロセスを学ぶのがこのクラス。

☆腕の概要(15分)

1.「軸」とは何だったか再確認。
2. 身体のどこからどこまでが「腕」なのか
3. 軸が腕の動きに持っている影響。軸に近いところでの不調和が、遠位になるにつれて、どうなっていくか。

☆それぞれの楽器や声を使ったアクティビティ・アレクサンダーテクニークのレッスンに移行(残り時間すべて)

→ 腕関係でハマりそうなら、少し腕関係の知識、情報に深入りできるとよい。

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