【8パターンの「呼吸体験」】

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どうも、なんでなのかもメカニズムもわからないけれど、腹式呼吸と胸式呼吸で人により合う・合わないがあるようだ。

そして、腹式と胸式それぞれに良質なやり方や的確な教え方がある。

だけど、的確な教え方はで教われるとは限らない。

ということは、

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A:腹式呼吸が合っていて腹式呼吸を的確に教わっている
B:腹式呼吸が合っていて悪い教わり方で腹式呼吸を教わっている
C:腹式呼吸が合っていて胸式呼吸を的確に教わっている
D:腹式呼吸が合っていて胸式呼吸を悪い教わり方で教わっている

E:胸式呼吸が合っていて胸式呼吸を的確に教わっている
F:胸式呼吸が合っていて悪い教わり方で胸式吸を教わっている
G:胸式呼吸が合っていて腹式呼吸を的確に教わっている
H:胸式呼吸が合っていて腹式呼吸を悪い教わり方で教わっている
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この8パターンがありうるということだ。

A,E:そりゃ当然うまくいく可能性が高い!
C,G:合ってない方でも的確に教わるとできるので意外と悪くはない。
B,F:意外と悪影響あるかも
D,H:悪夢

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きょうレッスンした音大卒のトランペット吹きの方は、「B」だった。そしてわたしは「H」の経験がベースにある。

そうすると、わたし自身の経験や感覚のバイアスで、A-Dサイドの可能性をいつも忘れたり見落とす傾向にあり、きょうのレッスンでは大半の時間をCの状況にしてしまった。

CとGは結果が良くなることが多い。でも何かがしっくり来ない。あるいは何か不安が残る。

レッスンの最後の最後で、ちょっとした会話から、また自分が自分の経験と感覚のバイアスからA-Dを候補から外していたことに気がついた。

そこで腹式呼吸を的確に伝えたら・・・もういっぺんに全部噛み合い、良くなった!たったの1回で!

Aパターンだ。




昨年、ふと「なーんだ、腹式胸式どっちが良さそうか最初にテストして調べりゃいいんだ」と気付いて以来、しょっちゅうテストしてきた。

すると、自分の予想や見立てと逆の結果になることが何度もあった。最初にそれを把握しないと、ズレた予想から実験と推論を重ねるので、時間がかかる。

テストして把握したら、めちゃくちゃ速い。

分かってたのに、またやってた😅😅😅

でも、本当にめちゃくちゃ勉強になった。
非常に面白かった!

BasilKritzer

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