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きのうは若く活躍中のプロ奏者がレッスンに来て下さいました。悩みは、仕事中の周りの評価や思っていることが気になり怖くなるとのこと。
その悩みに提案したことは4つ。
【①】力を発揮できてないなりに、できていることの確認
恐怖感から実力を発揮できず悔しい、苦しい。それはよくよく分かる。
一方、半分しか力を出せていないのにも関わらずいま積上げていけてる実績、もらえている仕事を客観的に見るとどう思う?
【②】これまでもらえた良い評価をリストアップ
仕事の現場で褒められたことや、
コンクールやオーディションで出した結果にはどのようなものがあるだろうか?
全部思い出しノートに書いて、毎日読み上げよう。
【③】恐れていることの正体を暴こう
悪い評価をもらったとして。
ネガティブに思われたとして。
それの何を恐れているのだろう?
どうなってしまうのが怖いのだろう?
ハッキリと炙り出せたら、その恐れの現実度を測り、現実的な対応を考えよう。
【④】ビジョンを描こう・思い出そう
あなたが音楽をやっているのはなぜ?なんのため?
音楽をやっている理由
音楽でやりたい大事なこと
それは仕事場の評価や周りの思っていることと関係あるか?
・・・緊張や恐れへの向き合い方や対策は、多様かつ複合的であってよいのだ。
BasilKritzer