【音楽の師匠との間にある溝を越える】

きょうは、フルート演奏愛好家の方からのメッセージです。

メッセージの中にある、

《プロの先生・師匠と自分はしょせん別世界、別次元》

という気持ち。

これは楽器大好き音楽大好き、もっと上手になりたい、
でもレッスン受ける勇気がない・・・

という気持ちを持つ多くの方を代弁しているのではないでしょうか。

たしかに、別次元別世界にいたがる貴族意識の困った方はいらっしゃいますが(笑)、

大半の演奏家、先生方はそんなことありません。
音楽をする《人間》なんです。

ほんとうは無い壁、溝を越える手助けになれたようで、本望です♪


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先月レッスンを受講させていただいた者です。
その節はありがとうございました。とても楽しく充実した時間でした。

今回も、予想をはるかに超えた収穫がありました。

「自分が捉えた音の感触を再現する」というプロセスを、はっきり実感できるまで繰り返してくださったことが、 

実は音だけでなく、メンタルにまで変化をもたらしてくれていることに、後から気付きました。

思い返せば、バジル先生のメルマガを読みながら、自分でもあれこれ「実験」してみるようになったのは、

レッスン帰り道、いつもど〜んと落ち込んでいる自分に、これってなんだかヘンだ…と思い始めたのがきっかけでした。

好きで行っているはずの楽器のレッスンなのに、なんでこんな気分を抱えてるんだろう…。

そこから、実験と実験結果を持ってレッスンに行くようになって、レッスン自体はどんどん楽しいものに変化してきていました。

でも、どこかでやはり、何か超えられない溝を感じている自分がいて。それって、自分に音がつくり出せる、という自信がないところから来ていたんだなと気付きました。

わたしの楽器の先生は、とても魅力的な音を出される 方なんです。

毎回、目の前の先生から出てくる音も、音を追求する際のこだわりも、まるでレベルが違うことを目の当たりにし、どこかで自分とは別世界の方なんだと感じてしまっていた気がします。

その場で真似ることはできても、自分自身がその音を探って生み出せる感じがしていませんでした。

自分で探って自分で見つけられるという実感をもつことの体験、大事ですね。

たぶん、レッスンでも、先生はそう意図されているのだろうなと思うのです。受け取る側が、受け取れると思っていないから、届かないのかなと。

あの日以来、練習しながら、その日気になる音を拾って音色を探ってみるというのが、とても楽しいです。音楽に対する、こうしたい、がどんどん出てくる感じ。

「息を出し続ける」感覚も、大分育ってきました。

鼻と口を閉じて息を出そうとするウォーミングアップを、観察しながら繰り返していたら、息を胸で止めていることに気づいたのです。

音が伸びやかになったと感じます。

またレッスンを受けられる日を心待ちにしています。

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