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【おならのマネ!?】
金管楽器ではじめて音を出すとき、
すぐに音を出せるひともいれば、
なかなか音がでないひともいます。
でもこれは、才能や向き不向きの問題ではなく、
ちょっとした偶然・運の問題だったりします。
そこで、さいしょなかなか音がでない、というひとのためにちょっとした提案をしてみます。
これで音がでますように♪
《方法1》おならのマネ
ちょっと汚い話になってしまいますが?「おなら」の音のマネをくちびるでできますか?唇で、プッとかブーッっとかビーッというような音を出すのです。
もしできるなら、なんどか楽器なしで自分のくちびるだけでやります。
そしたら、楽器をくちに付けて、おなじことをやります。
かなりの確率で、楽器から楽器の音が出ます。
《方法2》バジングの練習
①上の唇と下の唇をしっかりくっつけておきます。
②しっかりくっつけたまま、鼻から息を吸います。
③しっかりくっつけたまま、息をくちびるに向かって吐きますが、口から漏れないようにします。
④すると、グッと体の中やのどに力が入る感じ、くちびるの周りに力が入る感じがします。
⑤これが「息の力」です。
⑥その「息の力」をキープしたまま、ちょっとだけ、ほんの一瞬だけで、くちびるから息を漏れさせます。
⑦そのとき、ちょっとだけでも唇からブッとかプッという雑音みたいな音が出れば、それが「音のもと」です!
⑧同じように「音のもと」を作るつもりで、楽器を口に付けてやってみましょう。かなりの確率で、楽器から音が出ます。
Basil Kritzer