吹奏楽部中学生・初心者向け【Q5:どうすれば息が長くもちますか?】


【Q5:どうすれば息が長くもちますか?】

息をながくもたせるのは、はっきりとそのための技術があります。

そして、けっしてラクではなく、けっこうエネルギーを使いもします。

でも、

✕ とにかく頑張る
✕ とにかく長くロングトーンする
✕ 筋力とか根性の問題だからひたすら頑張る


これはちがいます。

単純に長く伸ばすのを頑張れば頑張るほどできるようになる、のではありません。

では、息を長くもたせるための方法を説明します。

①息を長く、ゆっくりたっぷり、鼻から吸ってください。

②これを、落ち着いてなんどか繰り返してください。

③息を長くたっぷり吸っていると、胸やお腹がふくらんだり持ち上がったりするのが感じられますか?この感覚がキーポイントになります。

④では、また息を長くゆっくり吸います。こんどは、けっこう体が大変で力が入る感じがしても、「もうムリ!」というところまでひたすら頑張って吸い続けてください。

⑤この大変さ、力の感じが「息を長くもたせる」感覚の決め手です。これを『全力!息吸い体ふくらませモード』とでも名付けましょう。

⑥いよいよ、ロングトーンしてみます。

⑦息を吸い、『全力!息吸い体ふくらませモード』を作ってください。

⑧『全力!息吸い体ふくらませモード』をなるべく全力でキープしながら、音を出し始めてください。

⑨発音のときや、音を出している途中で、『全力!息吸い体ふくらませモード』を忘れたり緩めそうになったりするでしょう。そこを、頑張ってキープ!

⑩『全力!息吸い体ふくらませモード』を作れれば作れるほど、そしてキープできればできるほど、息を長くもたせることができます。




どんな音やふきごこちになりますか?

ぜひ試してみてくださいね。

Basil Kritzer

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