〜息を支える力〜
息の支えとは、
『息を吐くときにほうっておいたら凹むお腹・しぼむ胸を、膨らんだままに保つこと』
です。
この保つ力は、「息を吸う力」です。
【支え力トレーニング】
①息をゆっくり、鼻から吸います。
②そうすると、肋骨が持ち上がる・お腹が膨らむなどの動きがおきます。
③徐々に吸う長さを伸ばして、2の動きをもっと促します。
④かなりお腹が膨らみ肋骨が持ち上がるところまで吸ったら、
⑤その状態を10秒ほどキープします。
⑥そのときの感覚をなんとなく印象に残しておきます。
⑦楽器で音を出すか、声を出すときに、息を吸ったならば、
⑧吸ったときの膨らみ・持ち上がりを5のときのようになるべくキープしながら
⑨音を出す・声を発します。
さて、
・音色
・響き
・音量
・やり心地
・体のバランス
などはどうなりますか?
– 静かな音
– 落ち着いた音色
– 長い音
の演奏にとくに役立つと思います。
ぜひ試してみてください。
Basil Kritzer