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以前、しばらくレッスンに通ってくださっていた高校生ホルン吹きからきたメッセージがなかなか興味ぶかかったので、本人の了承のもと、紹介いたします!
〜高校ホルン吹きより〜
先日、バジル先生のレッスン動画をYouTubeで拝見していると、頭を動けるようにしてあげる(意識を向けてみる)ためのアプローチの一つとして、「とんとんと頭を触ってもらい、それをもとに頭も意識の中に入れてあげる」というものがあることを知りました。
私はレッスンに通っていたことがあったので、あまり効果がないだろうと思い、次の日にパート練習をしていたサックスパートのところへ行って早速実験。
ちょうど本番が近く、ソロのある2人に試してもらいました。(もちろん簡単なアレクサンダーテクニークの実験・説明をして)
すると、
・発音がはっきりする
・高音・低音共にが豊かに響く
・かすれていた音がきれいに鳴る
などの音の変化が現れました。
一人はあまり実感がないようでしたが、周りで聞いている後輩・先輩・私は確かに変化を感じ取れました。
またもう一人の子は、
「口が痛くない!」
とその変化に驚き、とても嬉しそうでした。
それを聞いているうちに、「ひょっとしてこのアプローチは私にもいい効果があるのでは?」と思い、実際に試してみると、なんということでしょうか唇が痛くなりません。
確かにレッスンを受けるたびに「頭を動けるようにしてあげて」ということを繰り返し言われていたので、自分の中ではできているつもりになっていました。
ただ、なぜかレッスンを終えて部活で演奏しているときにはなぜか上手くいかない…
実際にはうまく「頭を動けるようにしてあげる」ことができていなかったのだと気付きました。
それを意識するようになってから、
・途中でバテてしまっていた曲をバテずに吹き切れる
・なんとなく音程のはまらなかった伸ばしがきれいにはまる
などの良い変化が現れました。
また、その後の本番でも当日の朝から本番まで、今までに無いくらい良い状態で演奏することができました。
「頭がすべての動きに関係している」ということを少し甘く見ていたのかもしれません。
少しアプローチを変えるだけで、こんなにもうまく行くこともあるのかと感動した出来事でしたので、メールを送らせていただきました。
またレッスンを受けに行きたいと思います。
了
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