「恐怖に勝る『望み』」

2012年版、キャシー・マデン先生との学び備忘録その4です。

「怖い」より大切なこと

・あがり症。舞台恐怖症。キャシーはわたしたちが「恐怖」とか「緊張」とか「あがり」と呼んでいるものを、「そんなもの知らない!」と言った。以下、キャシーの言葉。

・「あなたたちが『恐怖』と呼んでいるもの。それはアドレナリンよ。」

・「何を怖れているの?失敗すること?では、失敗した場合、起こりうる最悪のことは何?その最悪のことが起きたとして、あなたの身に危険はあるの?いいえ、安全よね」

・「それならば、恐怖ではないのよ。」

・「怖い、といって恐れているもの、嫌がっているものがあるわね。パフォーマンスをするためには、それに勝る、『あなたにとって大切なもの』が必要なのよ」

・「実際のところ身に危険は何もない。それなら、怖い怖いという思考でパフォーマンスを損ねてもあなたはそれでいいの?」

・「それともあなたには、その恐怖を感じていてもなおパフォーマンスをする『望み』がある?」

・「大事なのは、あなた自身にとって『恐怖』よりも大切で意味のある『パフォーマンスをする望み』を明確にすること。」

・「それが明確であれば、パフォーマンスをするための必要な準備や手順をひとつひとつ取り組むことができる。そして本番、あなたにはアドレナリンのエネルギーが加わり、準備してきたことをさらに特別な次元でパフォーマンスできるのよ」

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