アマチュアのホルン奏者の方より質問をいただきました。
【質問】
最近はなんとか先生の教えておられることをブロクや先生の本を購入し練習している為か以前に比べかなり固さが抜けてきたように感じます!
しかしやはりハイトーンになると相当力が入ってるのがわかります。
実は明日演奏会があり2ndを吹かせて頂くのですが一部の曲では1stと同じフレーズを吹く箇所も多く難儀しております。
その中での『サウンドオブミュージック』で途中五線譜真ん中のE~五線譜五本目のH と上がる箇所があります。
このE~Hにスラーで上がるのですがどうしてもHが当たりません。
仕方なく今回はソフトタンギングで対処してますがやはりハイトーンということもありアンブッシュアや体全体に力が入り過ぎてるのが原因でしょうか。
個人的にはHに上がる際高いという意識がある為か『外すかも』という意識が働き息の量が少し抜けてるような気もします。
またG~五線譜四本目Gへとスラーで上がる時も当たり難いです。
他の音でもやはりハイトーンへスラーで上がる時、ハイトーンでスラーで吹く時等は途中で音が切れて鳴らなくなることもあります。
このような場合はやはり無駄な力を抜くというのは当然なんですが練習方法としてはどのようなものが宜しいのでしょうか。
やはりリップトリル等をやりアンブッシュアを鍛えるのがよろしいのですかね(^^;また、コープラッシュ等はやった方が宜しいでしょうか?
解りにくい文章にての御質問で申し訳ありませんが宜しくお願いしますm(__)m
【バジル】
スラーするときに、
・口が
・息と一緒に
・マウスピースの中へ向かっていく
とイメージしてみるとどうなるでしょう?
【質問者】
イメージとして口が息と一緒にマウスピースの中へ向かっていく…
明日早速試してみようと思いますがやはりアパチュアを小さくして息をしっかり入れるということでしょうか。
【バジル】
いえ、
スラーをするときに、息と一緒に口もマウスピースの中へ向かっていくとイメージする
ということです。
試してみてください。
ー 数日後 ー
【質問者】
先生、先日はアドバイス頂きありがとうございました!
教えて頂いた様に息と一緒にマウスピースの中へ口が向かっていくイメージで吹いてみました。
さすがにE~Hへのスラー移行でHが鳴らなかったですが…(^^;
しかしそれ以外でのハイトーンでのスラーは全て当てることが出来ました!
まだイメージと感覚が違うのかもしれませんが息と一緒に口がマウスピースの中へ向かっていくという感じで吹くと体がグッと前に向かいマウスピースとの圧着が強くなり息も横隔膜を上手く使い楽器の中に入っていったように思います。
演奏会は終わりましたが苦手なE~Hへのスラーを仕事から帰宅後ミュートを着けあのイメージをしながら練習しております(^^;
これからも時間を見つけ大好きなホルンを練習していきたいと思います!
本当に先生のアドバイスのおかげで助かりました。
一度辞めましたが…やはりまた吹きたくなり始めたホルン。
しかし以前のソロや一人で吹くとき皆が聴いているという過度の思い込みにより緊張し震えて音が出せなくなるということが抜けておらずまたホルンを辞めてしまおうと考えてました。
しかし偶然見つけたアレクサンダーテクニーク、見ず知らずの私に先生から頂けるアドバイスで少しずつですが楽しく面白く吹けるようになってきております。
何時かは先生のレッスン、セミナーを必ず受けたいと思っております!
また壁に当たった時先生にメッセージするかと思います。