〜西武台高校吹奏楽部・金管セクションレッスン〜
1回目の演奏
「いつも通り」
2回目の演奏
「各自吹きやすい音量で」
と比べると2回目の方が、和音が綺麗で、演奏も良い意味で軽さがありました。
ということは一生懸命作り上げてきたものがいつのまにか、「音の鳴りが悪く、音楽が重くなる」ものになっていたということです。
こういう時は一度引き返す必要があります。
一生懸命突き進んできた方向が、実は演奏の質を下げている。途中までは良かったのでしょうがどこかから脇道に入り、何も考えずに演奏した方が質が良い状態になっているわけですから、その分岐点まで引き返したいわけです。
そして、そのように脇道に入って行った根本的な理由として「方法が分からないがとにかく金管らしさを演出しようとした」というところにありそうなことが見えてきました。