変化変容のためのプロセス。
このプロセスには3つの動力源・エネルギーがあります。
1:望み・情熱ープロセスを始めるのに必要なものです。
2:サポートー変化をすべく有効なプランを作るのに必要なものです。
そして、今回説明するのが
3:信頼ー実際に変化と新しい経験に踏み込むために必要なパワーです。
ホルン演奏での具体的な例を見れば、前稿でも書いたように、
これまでこだわっていたけれども、観察と実験を通して捨て去る必要のある
「自分の『腹式呼吸』のやり方」
をせず、
代わりに新しいプランー自然で全身に広がる呼吸の動きをゆるすを
本当にやってみる
そのための信頼です。
勇気とも言えるかもしれません。
この信頼・勇気は、
好きな人に告白をするときも必要です(笑)
☆「好きだ」「付き合って欲しい」という望み・情熱
1:「気はあるのだろうか」「彼氏(彼女)はいないのかな」と探る観察
2:「とりあえず、話しかけてみよう」というアイデア
☆そのアイデアを実行するために、友達に合コンに誘ってもらうように仕向けるサポート・・・こじつけでしょうか(笑)
3:話をしてみたり、気を引いてみたり、好みを探ってみたりする試行錯誤・探求・実験
4:「脈はあるかもしれない!これは来週デートに誘ってみて、雰囲気ができたところで告白しよう!」という解決策・新しいプラン
☆そしてそして!
そのデートの誘いと告白を実行するには信頼と勇気が必要ですよね!
これを持たない事には、何も起こりません。
実行しても、結果は分かりません。実行してみない事には。
でも、新しいプランを信頼と勇気を持って実行すれば、新しい経験をします。
ホルンの場合だと、先に記した新しいプランを実行すると
呼吸がラクになるかもしれない。
音が豊かになるかもしれない。
でも、コントロールが難しいかもしれない。
予想とは逆に、しんどいかもしれない。
どうなるかは、やってみないと分かりません。
ですが、やってみれば何か新しい経験をする事になります。
好きな人に告白したら、
フラれるかもしれないし、
めでたく一緒になれるかもしれない。
結果はやってみないと分かりませんが、
やるとやらないとでは、大違い!!
その勇気を持っているのは、先生でも友達でもなく、自分自身だけです。
信頼を持って実行した新しいプラン(第4段階)から、新しい経験(第5段階)に至ります。