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〜ある洗剤会社の成功〜
環境にも人体にも無害な洗剤を市場での主流にしようと志し、実際に成功したある会社。
エコ商品への関心がまだ低かった時代に、どうそれをやったか?
エコ意識が高くエコ商品を買う購買層は五パーセント。そこへの訴求をやめた。
代わりにより強く大きな購買層にオシャレで独自性の高いパッケージで訴求。
エコ商品マークは極力目立たせず隠した。
デザインで買わせ、洗浄力で気に入らせ、最後に実はエコだったということで支持を広げ主流になった。
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プロの演奏会に足を運ばせたいクラシック音楽界にとってヒントになる面もあるのでは。
プロだ、ということを『隠す』くらいの視座で発想してみたい。
プロだから来なさい、良いから来なさい、ではなく行ってみたら良かった、プロだったらしい、に。
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さて、『行ってみよう』をどこで思ってもらおう?
Basil Kritzer