記事「聴取との関係を選ぶ」に、ダンサーの方からコメントを頂きました。
【コメント】
演奏家ではなくあがり症で苦しんでいるダンサーですが、バジルさんのツイートやブログを興味深く読ませていただいておりました。おかげさまであがりに対して準備をしたり、考え方を変えたりできるようになり、まだまだではありますがよい変化を実感しております。
今回のブログは大変衝撃的でした。私はステップGの聴衆(観衆)とともにいることを選んでいない!ということに気付いてしまったからです。。。見られたくないんです、お客さんに。ダンサーは見ていただいてナンボなのに。
自分がどうして踊り続けているのか改めて考えてみたところ、踊るのが好きであることははっきりしたのですが、自分が舞台に上がる理由がわからなくなってしまいました。
この答えがあがり症としっかり向き合っていく鍵になりそうな気がしております。
貴重な考察をシェアしてくださりありがとうございました。
これからも楽しみに読ませていただきます。
【バジル】
ダンサーの方に響くものがあったことを知れて励みになります。
大学時代は音楽よりダンスで有名な学校(ピナ・バウシュの出身校)だったのでダンサーの友達もたくさんおりましたから、嬉しいです。
このテーマはわたしもいまだに暗中模索を続けておりますから、それでもここまでわかっていることを書いたことで、あなたが発見されたことがあったことは、書いた甲斐がありました。
「見られたくない」
という気持ちは、見られるのが仕事のはずのパフォーマーでも多くのひとが持っている気持ちです。
・それでも見られることを進んでやっているのはなぜか?
・見られたくない気持ちは、いまに根ざしているのか、過去の亡霊なのか?
・見られたくないということが本当だとして、それを上回り、見られることを進んで選択する力となる、「ダンスしたい理由」はあるだろうか?
といった「問い」が役に立つかもしれません。
少しでも音楽する喜びを取り戻しませんか?
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