いつものセミナー。
「ひたすら痛みに耐え辛い苦しい基礎練習に耐えることでうまくなる」モデルが、それで頑張っていたら吹けなくなるほど身体が痛くなり、心が弱ってわずか19歳で限界に達し、それとは異なるモデルを模索するしか続ける道がなかった。
その体験が活きて嬉しい。
耐えることを上達や達成に必要不可欠とする考えは、耐えて耐えて耐えた結果からだや心を害したひとを、「耐える力がない」と切り捨てるから実はおかしいのだ。
耐えてみたところ上達が阻害された経験を持つ人の現実に向き合わない。
耐える以外の選択肢を模索するひとを、外的な達成度を基準に冷笑する。
耐える以外の選択肢を模索する考えを冷笑し潰そうとするひとは、なんだかんだいって結局は多くのひとが成長し上達することが嫌なんだろうな。
アマチュア、音大生といった「属性」を、「プロでない」「専門家」じゃないという理由で(理由になってないけど)見下し、その取り組みを否定したがる傾向。
そういうのから、自分をしっかり守り、決別しましょう!
珍しくトゲトゲな内容でした。