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ある日のレッスンで、ホルン吹き大学生に『息を吐くときの胴体への力のかけ方が上から下になっているのを、逆にする、つまり下から上へ力をかけて息を吐くに変える』を提案したら、音の響きが増し、安定しました
同じ日、ビブラートがうまくかけられず悩んでいたテナーサックス吹き大学生には、『肩を上げて思いっきり息を吸い、持ち上がり拡がった胸をキープしながら吐く』を提案すると、なんと!
喉や顎が動きやすくなりビブラートがかかるようになりました。
この方も息を吐くと上から下に力をかけていました。
胸をしぼませる、押し下げる力のかけ方だった。お腹で支えて。
それを胸で支えたら力をかけるのはむしろお腹から、内方向上方向。
そうすると動かなかった顎や喉が解放されたようです。
BasilKritzer