30年ぶりにお客さんの顔を見れた!

アマチュアクラリネット奏者の M さんより、あがり症に関するメッセージを頂きました。

メルマガ「音楽家のためのアレクサンダーテクニーク」で配信した、あがり症に関するエッセイに対して、頂いたものです。

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最近、数十人~百人単位の人前でしゃべる機会が何度もありました。講習会での発表です。

子供が通っている幼稚園の関係です。

音楽とはぜんぜん違う緊張があり、毎回始まる直前まで心臓バクバクで、以前ならそれでずっと声が震え通しだったこともありました。しかし今年に入り「緊張してもいい(というかその方がいい)のだから何もしない」「大切なのは伝えること」この2点だけを忘れないようにしたところ、上手にできたかはわかりませんが、結果的に非常に満足いく形で聞き手に伝えることができました。

数え切れない方に「良かった!伝わった!」と言ってもらえました。

不思議だったのは、舞台に上がるまでは「もうダメかも」くらいに緊張しているのに、舞台に上がって数秒、私の話を真剣にかつ温かく聞いてくださるお客さんの顔を見ているうちに、緊張していることも忘れて、伝える為の力がどんどん出てくるのを感じたことです。それを受けてお客さんがさらに私の話に引き込まれ、さらに伝える力が出てくるというピンポン的な相乗効果を感じました。お客さんの力を受けて私の話し方も変わる、お客さんが私をしゃべらせている、とも感じました。

緊張しても舞台に上がれば伝えられる。何も準備しなくても舞台に上がれば自分の体はやることをわかってる。そうした自分への信頼がここのところすこしずつ出来つつあります。技術的にはぜんぜんなんですが。

バジルさんがおっしゃった、お客さんは私(だけではないですが)の話を聞きたくて集まってくれているのだから味方である、というのは本当でした。音楽でもきっとそうなのでしょう。

そういえば人前での演奏時でも笑顔で聴いてくれてるお客さんの顔を見て力が湧いてくることが最近でてきました。逆に言うと、30年近くの間、演奏中お客さんの顔を見たことがなかったのです(笑)!!!

ありがとうございます!!!

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