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『アインゼッツェン』
下唇が厚いが超高位置タイプの吹き方で吹く人は、マウスピースが上の方に当たるので小さいマウスピースの金管だと下唇に対し『アインゼッツェン』になる場合がある。
そのとき、『アンゼッツェン』に変えるという選択もあるが、アンブシュアタイプが変わることによりうまくいかない結果になることがある。
そういう場合もだし、そもそもアインゼッツェンによる問題を感じる時点でもうひとつある、もしかしたらよりリスクが低く効果が的確なことが多いのではないかと推測する方法がある。
それは
『吹いているときの力や張りを持たせた唇・アンブシュアにしてからマウスピースをセットする』
という方法。
当たる場所やアンブシュアタイプが変わらないし、アインゼッツェンによる不利や問題と感じる面が改善または解決するかもしれない。
きょうもレッスンでその実例があった。
Basil Kritzer