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べつにあがってるわけではないのに、楽器吹くときは心臓がドキドキするし気持ちは焦るし身体も緊張するという生徒さん。
ひとりで家で吹いているときもだそうで、
いくつか質問したら、『料理は緊張しない、上手だから』とのこと。
もしかして、『上手・下手で考える事柄』のうち下手と思うことをやるときに緊張するのかもしれない、
と気付いたので、
おもむろに『じゃんけんしよう』と話しかけて、じゃんけん何回かしたあとすぐにもう一度吹いてみてもらったら、
明らかに音が良くなり、
身体の緊張も少ないとのこと!
楽器を吹くことを、『上手・下手の判定対象』から『じゃんけんのような遊びやテレビで好きな番組を見るような好み・興味』にカテゴリーを入れ変えるとよいのだ。
マジでじゃんけんやテレビと楽器を交互にすることから始めれば良い。
それで脳の使い方の傾向を変えていけて楽器がラク&楽しくなるよ。
Basil Kritzer