最近の身の回りの状況的に、自分自身がホルンの練習をすることがより明白に「自分のため」であることが感じられます。
演奏の仕事もしなくたって生きてはいける。でも、演奏経験を得たいし、演奏の仕事を信頼して依頼してくれる人を思うと、是非やりたいと思う。
かといって演奏の仕事の「ため」あるいは仕事が「あるから」練習しているわけではない事も、見過ごしそうにはなるけど、自分にとっては重要です。
いま増々、自分のエネルギー源は「練習したい」という「望み」であることに直面します。
ともすると、昔からの思考の習慣的なパターンで「やらなきゃいけない」という「義務感・焦り」を原動力にしそうになる。
でも、これは言うなれば、石炭・石油エネルギーであって環境汚染という副産物がある。
クリーンエネルギーでも永続的なエネルギーでもない。
対して、「やりたい」という「望み」は、太陽エネルギーや風力エネルギーみたいなものかもしれない、そう思う。
曇れば太陽エネルギーが一時的に落ちはする。でも、雲の後ろにはずーっと太陽があるし、実はいつも地球を暖めている。
風が止む時もある。でも地球が動いているかぎり、かならずまた風は吹く。
ついつい、派手に燃やせる石炭・石油エネルギーに頼りそうになる。
でも、こっちはまやかしに過ぎない気もしてきた。
これからは、「やらなきゃ」に反応するのは抑制して、「やりたい」という方向性に導いて行ってもらうことにしよう。