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〜息の吸い方〜
良い呼吸法・息の吸い方とは、いったいなんでしょうか?
よく耳にするのは、腹式呼吸、深い息、お腹に吸うこと、たくさん吸うこと…
そういう言葉やニュアンスです。
….でも、あちこちで聞くわりには、分かりにくいですよね。
そこで、オススメの分類法は
・肺呼吸
・エラ呼吸
・皮膚呼吸
です….!(笑)
さて、あなたはきっとこのうち2種類しかしていない….はず….ですよね…?
魚人か、人魚か、ワンピース大好きすぎるひとではないかぎり、
わたしたち人間は肺呼吸と皮膚呼吸しかできますせん!
となると、話は単純に「肺呼吸」に絞れそうです。
腹式呼吸も胸式呼吸も、肺呼吸です。
肺に空気を入れたかったら、肺の周りにあるもの=肋骨を動かして拡げる必要があります。
鼻からゆっくり、1秒吸って吐く。
同じペースで、
2秒吸って吐く。
3秒吸って吐く。
4秒、
5秒、
6秒、
7秒吸って吐く。
そうすると、ゆっくり長く吸っている間に、肋骨が動いて胸が持ち上がったり開いたり、
あるいは背中が動いたり膨らんだり、
もしかするとお腹が膨らんだり。
それに自然と気付くことでしょう。
お腹が膨らむのは、肋骨に付いている「横隔膜」が動くからです。
ちなみに、焼肉のハラミ=横隔膜です。
ときどき、こうやって「鼻からゆっくり吸う・吸う長さを徐々に伸ばす」ということをぜひやってみてください。
とてもシンプルだけど、気持ちよくて歌や楽器演奏にも役立つ呼吸法です!
Basil Kritzer