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ホルン歴22年のホルン愛好家・駒比路樹さんから、レッスン受講の体験談を頂きました。
【バテ、高音域、低音域…レッスンは毎回目からウロコ】
〜駒比路樹さん・ホルン歴22年愛好家〜
これまでの演奏・奏法から大きく変わったところや上達したところとして、以下の点が挙げられます。
1:唇への負担(バテ・痛み)が少なくなった。
2:高音域を吹く際の唇へのストレスが減った。
3:低音域がさらに安定するようになった。
①唇のバテの改善:
楽器の構え方を見直す、マウスピースを唇に密着(アンブシュアを先に形成)させるなどの基本動作を実践することでかなり改善された部分です。
以前は高音域を吹き続けると唇がすぐに疲労し、プレスがかかることで痛み(唇だけではなく時には歯も)を感じていましたが、レッスンを受けることで、疲労自体は感じることはあるものの、痛みを伴うことはほぼ無くなりました。
また、唇がすぐにバテることも以前よりは減ったと感じています。
②高音域のストレスが減った:
1点目にも関連する部分ですが、これも基本動作を実践することで、スッと音が当たるようになりました。
以前は高音域を吹くたびにアンブシュアを固定させながら吹いていたので、スムーズに鳴る感覚が得られなかったのですが、レッスンで得たアンブシュア・モーションを積極的に活用することで、高音域のストレスを減らしつつ、上下の音域をスムーズに行き来することもできるようになりました。
③低音域の安定:
高音域の改善を中心にレッスンを受けてきたなかで副次的に得られた部分でもありますが、これまでは低音域(F管を使う音域)が吹きこむ割に音があまり通らなかったのが、肋骨など体周りの使い方を工夫することで、低音域においても音のつながりや音色の安定感が改善されました。
日高川ホルンキャンプで初めてマンツーマンのレッスンを受けてから約2ヶ月半経ちますが、短期間でこれほど劇的に変わるものなのかと、毎回目からウロコの連続です。
今後は高音・低音のそれぞれで音域がさらに伸ばせるように(使える音になるように)、得た知識・技術を自分のものにしていきたいと思います。