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鏡や動画は、自分が「どうやっているか」を正確に映し出してくれる点で非常に優れたフィードバック装置。
もしそれを見て、自分が「やっていると思っている」ことと「実際にやっていること」の差分に気付いたら、『思っていること』の中身を差分に応じて修正する。
そして、修正した『思っていること』をやってみる。
その新たな計画で「やってみていること」を鏡や動画で見てみて、また「やっていると思っていること」と「実際にやっていること」の関係を測る。
そうやって、鏡や動画を『やっているつもりのこと』の意図・イメージ・計画を修正するための補助として使うと、鏡や動画はとても役立つ。
「思っていることの修正」
↓
「修正版の実行」
↓
「実行結果の確認」
という手順。
でもその手順を踏まえずに、「鏡に映るものを正そう・変えよう」とすると、
それは結果を生んだ計画の修正をせずに結果だけを変えようとしているからか、迷いと不安のループに入るみたいだ。
鏡を見てると間もなく不調になる傾向は中学生のころからすでにあったがその理由がようやくわかったかもしれない。
Basil Kritzer