2012年3月4日、横浜青葉オーケストラ管楽器セクションのみなさんにご招聘頂き、セミナーを行いました(レポートはこちら)。
そのときご参加頂いた伊藤正さん(ホルン)からの後日談をお寄せ頂きました。日々セミナーで得たヒントを試しておられ、様々な発見をされています。そのお声をここに紹介致します。
伊藤正さん(ホルン)
以前と比べて唇の振動が起こりやすくなっています。上唇の裏側の皮が少し剥けました。(こんなことは、初めてです。)
ゲシュトップの音もラクにビリビリ鳴ってくれて、びっくりしました。
また、左手の薬指を動かすときに、左腕に緊張が発生することが自覚されたので、小指の掛け金の位置を調整しています。自分の変化を、とても楽しんでいます。
アンブシュアやアパチュアの概念が大きく変わりつつあります。「正しい音を出すためには正しいアンブシュアが必要」という意識は不必要ではないか、と思うようになりました。
「正しい手順を踏めば、結果的に正しい音が出る」という意識が芽生えつつあります。これは、身体の中を通り抜けていく息が前より強く感じられることに起因しています。