最近、なんだか練習がほんとシンプルなモデルにもどってきました。
この5年ほど、実に色々な練習モデルを探求してきました。
それが、なんだかとてもシンプルなものに落ち着いて来たんです。
いわば単純なロングトーン。
吹きやすい音域から始めて、とくに拍数は決めずに、快適な音量でたっぷり息を使って吹く。
次は、その半音上。そしたら半音下。一音上。一音下。一音半上。一音半下。
と、出る音まで気軽に続ける。
実はこのモデル、高校生のときも色々試したり考えたりして、いったん行き着いたモデルでした。
その後留学し、アンブシュアも変えてやり直し。
大学卒業後はアレクサンダーテクニークの勉強を応用し色々試行錯誤。
昔のモデルに戻って来てみると、これまでの試行錯誤が「技術」を身につける過程だったのだなと
感じます。「最善の奏法を身に付け、うまくなるためのベストな練習モデル」を『探す』ことが実はうまくなる過程なんでしょうね。
練習モデルがシンプルなものに戻って来たいま、
より「自分がいまどういう精神状態でどういう吹き方をしているか」を観察し、学んでいくプロセスが進むのかもしれません。
是非、今度はマウスピースの選び方についてのお話を伺いたいです!
たそがれさん
コメント頂いてからずーっと、マウスピースについてなんか書けるかなあ、と考えていたのですが、全然浮かばない(笑)
楽器とかマウスピースとか、道具の話は私実は全然詳しくないのです。
あ、でも一個「道具について」身体との関係で書ける話が思いつきました!